2013.03.31 Sunday

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2013.03.08 Friday

東京ベイ


花粉症の方はお気の毒ではございますが、4月中旬の春爛漫の気温の大阪です。と言っても黄砂にPM2.5でしたっけ、花粉症でないワタシでもなんだかくしゃみや鼻をかむ回数が増えてますね、ヒキコモリなのに・・・。さて、何故か(ってコトは無いけど)ヤボヨウが多くて今日も午前中を潰してしまい、フルタイムで机に向かうことができません。が、良いペースで新作進んでますよぉ。

ところで、ワタシ大阪在住35年でまるっきり関西人ですが、時々関東の人間に間違われるコトがあります。実は(ってコトも無いのですが)生まれは東京、今はスカイツリーで有名な墨田区生まれ、ちゃきちゃきの下町・江戸っ子なのです、てやんでぃ。でも、まぁ、生まれた街などもう記憶には無い訳ですが、ふと自分のルーツ、ってなものを思う時がありますね、どんな街で生まれたんだろう、って。

東京にはプライベートでも仕事でもたまに行くことがありますが、そのたびに思うコトが。ソレは凝縮感が強いコト。道幅やビルの間隔、電車や高架道路の交差の近さが大阪のソレと比べると80%な感じ。ソレに加えてアップダウンが結構あるから余計に増幅されてる感じも。電車に乗ってると窓から見える景色が「ビル→民家→高台の法面→立体交差→公園→民家→並走する電車→ビル」と、まぁ忙しいコト。なのに突然緑の多い公園が現れたりするから混み込みの首都「東京」はワタシには不思議に映ります。

先日のグランプリには道具も満載だった為、車で現地入りしたのですがその際、生まれて初めて「首都高」を走った訳ですが・・・右から左から次々に分岐合流、速度は速いし、高架のそばの建物はこちらに倒れんばかりの近寄り過ぎだし、標識なんて見てもちんぷんかんぷん、なんのこっちゃでオッカナイ。


でも、夜の東京ベイは魅力的。幕張の超高層ホテルの窓から見えるその景色は大阪や神戸とは違いました。何が違うか?圧倒的にその距離だと。とにかく西から東まで見えているトコロ全部ビル明かりだというコト。よくもまぁこんなにひしめき合ってるなと、夜の首都にレンズを向けると解りましたね。それだけのヒトがいるってコトもスゴイ。


まるで映画「AKIRA」の中のイメージまんまの東京。ネオ・サイバーシティでも浮かぶ月は同じだと変に納得するも、こんな景色も滅多に見られないなぁ、と、完全におのぼりさん、な、ワタシなのでありました。
2013.03.03 Sunday

戦の後の春うらら。


帰宅後、ようやく身の周りの後片付けが済んで明日より普段が復活です。で、グランプリでメダルを取る取らないは関係無しに、せっかく関東まで出かけるのだからと小旅行を企てておりまして、静岡・伊豆半島ぐるりをしてまいりました。大きな目的は「癒し&勉強」の二本立て。今回のお宿は東伊豆のちょうど真ん中あたり「伊豆高原」の民宿「港屋旅館」。徒歩10秒で海、というこのお宿のメインは何と言っても「刺身」。美味くないはずがありません。では、今回は写真たっぷりお届けしたいと思います。

トップは時化(しけ)の月道。この日の波の強く寄せては返していた太平洋の良く晴れた漆黒に満月の照らす一本の光の道、波の音しか聞こえない黒い鏡にきらきらと。何も考えなくてよい時間を過ごせました。

で、初めて食すは「ほうぼう」の刺身。見た目通り淡白な白身ではあるがその食感はもちもちとして美味。鯛にまぐろにはまち・甘海老。実はコレでお腹イッパイでしたが。

かさごの唐揚げ。頭から尻尾まで丸っぽ頂けます。美味し。

翌朝もほうぼうの味噌汁、さすが漁港。

小さな港です、小型の漁船が数隻停泊するのみ。朝早くからダイバーが潜っていました。

と、海原を見渡すお風呂で癒されて。いざ、お勉強タイムは車で10分ほどの「野坂オートマタ美術館」と「アンティークジュエリーミュージアム」に。「野坂・・・」は、ずっと行ってみたかった美術館、念願かないまして。作品に不可欠なギミックとストーリーを感じに訪れたのですが想像以上の収穫、しかも写真撮影のお許しも頂き良き資料となりました。残念ながらココにはアップできませんが。幾つかの作品については実演もあり、その動きは勿論、作品に秘められた物語もしっかりと伝わってくる素敵な時間でした。「アンティーク・・・」では館長さん直々に説明してくださり、ココでも撮影の許可を頂きまして、有難いコトでございます。作品制作に生かすべく。

と、美術館をあとにして、この時期の伊豆半島と言えば「河津桜」。今冬の寒さで開花が遅れているだろうと立ち寄りを予定していなかったのですが、たまたま前日のニュースで咲いている様子が放送されて次の目的地の途中でもあり急遽行ってみると・・・、7分咲き程で菜の花も合わせて青空に映えてましたね。しかし観光客の多さにいささか気持ちも萎えぎみ。道中の渋滞の意味がココで初めて理解でき。

ソメイヨシノより色の濃いのが特徴。

この日はぽっかぽかの陽気より少し暑め、うっすら汗も。さすが季節が早いのだと実感。

河津を後にして目指すは最終目的地「石廊崎」。伊豆半島最南端に位置する石廊崎灯台と石室神社を目指し半島海沿いをどんどん南下。やはり僻地です。ワタシ、先端フェチでもあるようで各地の「端っこ」へ行きます、はい。で、向かえてくれるは野良ちゃん、老猫らしくおっとりしているもその目つきは凄みたっぷり、ボスって感じ。

駐車場にクルマを停めて岬の小坂を20分登っていきます、が、コレがなかなかキツい。

5分ほどでコレぐらい標高が上がり、ワタシも息が上がり・・・。

その後10分程でようやく灯台が見えて。
その先どんどん道は細く、風は強くなり。

入り組んだ断崖絶壁には波がぶち当たっては崩れ。

いよいよ突端も突端が視界に入り。

角を曲がると下り階段が現れ、その先に「石室神社」が・・・。

何とまぁ、崖っぷちにへばり付いて、とりあえずもうオッカナイ。どうやって作ったのか!?

神社を背にして進むと突端が。

まだまだ進み、もう、暴風になって帽子をカバンにしまって、カメラもしっかりホールドしないと奈落に落ちていきそう・・・あぁ、オッカナイ。

と、お宮が。手を合わせて、「お邪魔します」。

地球のアールをわずかに感じつつ。

どこから降りたのか釣り人がっ!コワイコワイ。遠くに風力発電の風車が見えてるけど、実はもうソレどころでなかったりしてます。

岩に砕け渦を巻く様はすぐに葛飾北斎を思い。深い青と砕けた白波とが絶妙のグラデーション。やはり自然の為すことには勝てないのかと。

と、海の幸に舌鼓を打ちまくり穏やかな陽気に木々の春を愛で、それでも圧倒的に静かでゆったり流れる時間に身を任せた旅路と相成り、伊豆の山越え国道を歩みの鈍い観光バスの渋滞に完全に巻き込まれ、縦断に3時間もかかって富士の見える街をあとに・・・。
2012.11.20 Tuesday

雨ざらしの鉄塊


全てから解放されて、微塵に予定していた紅葉狩りが許された。そして、こちらも全てから解放された雲ひとつ無い快晴の高い空。先輩職人さんとほぼ未定のいつもの旅へ。そんな中の唯一のターゲットは「加悦鉄道公園」(かやてつどう)、自称撮り鉄30年(といっても義務教育の年齢の頃)のワタシには知る由もないローカルでミニマムな鉄道の展示場というにはあまりにも色褪せており。

京都北部の与謝野近辺でその発祥は特産の丹後ちりめんを都市部に運搬、後に近隣鉱山からニッケルを運ぶインフラとして開業された(当然、時代と暮らしていた場所が違うのでワタシは知らない)。旅客としてもその役目を担った鉄道も時の流れと共に廃業し、その後有志によってSLを含む十数両を展示する公園に。

生きた時代が違うのでノスタルジーを感じることは無いけれど、それらの意匠や構造はその時代を映し、また、まさしく人の手作業による設計や製作も試行錯誤や情熱・美意識を見てとることができた野ざらしの風雪に耐える抜け殻たち。すでに命は感じないけれど、まるで古本屋の片隅に追いやられた、けれどもとても大切な、そして忘れてはイケナイ「ある一冊」の古書を発見したような嬉しい気持ちと、豪華な書庫に並べばきっと立派に見えたであろう淋しさと・・・。
2012.09.27 Thursday

トレッキング?いや、登山。


毎度書いておりますが、ワタシにとって初の展示の場がもう目前に迫っており、もう8月頃から土日も無く作品制作に掛かっております。正直、「切羽詰まった」とはこんな時のコトかと思ったりするぐらいのテンパリようですわ(泣・笑)。コレで本業も忙しかったら、無理、だったかも、って良いのか悪いのか・・・。で、さすがに籠りっきりは身体的にも精神的にもイクないので、ちょっくらトレッキング、てかバッチリ登山に。
日本のへそ、として有名な兵庫県西脇市の西にある神崎郡、ココにある「笠形山」にアタックです。標高も1000m無い山なので軽いトレッキングのつもりでいたら・・・大間違い!岩場、礫、ぬかるんだ沢沿い、極細の崖沿いに急傾斜の木の根・・・とんでもなくキツイじゃぁありませんか!しかし、登りかかった山、進むしかありません。一番の難関はトップの写真の木の根のルート。斜面が全部張り出した根っこに覆われている、まさに道なき道、ココを一歩ずつ登っていくのです。どこに足を掛けるか、そして次の場所を探る、大袈裟なようですがホントにそうなんです。どんどん登って2時間半、頂上制覇!ココロなしか先に見える嶺が地球の円弧を描いてるような。

運動不足のもやしっこにはとてもとても高い山。汗だくで登った達成感は山肌を噴き上げる秋の空気で気持ち良く乾き一層心地良く、そして昼食のコンビニのおにぎりでさえ美味。さて、登ったからには下りなきゃならない。勇んで動かしたひ弱な筋肉にはさぞオーバーワークだったようで膝を痛めて下山に四苦八苦。帰りの愛車のクラッチはひどく重く、帰宅後の膝にはバッチリ湿布が張り付いており・・・いや〜情けないかな。

翌日の今朝はそこらじゅうが筋肉の悲鳴。でも、少しポッコリだった腹回りはおよそ想像もしなかった締まりが。そして何よりココロがスッキリ、の登山でした。今日は心地良い疲労で制作はちょっとだけ。明日からスイッチオンです。
2012.07.16 Monday

2012 長野の旅 〜駒ヶ根・白馬〜 その3


と、と、と、もう完全にネタバレしちゃってますが(笑)、はいっ、ワタシ一瞬だけ鳥になれましたぁ!コレが今回の旅の大本命のメインディッシュであります。人生初のパラグライダーに挑戦です。八方下山後、昼食をとってからの予定だったのですが、ガスもひどいし雨も降ってきて半ば無理だろうとあきらめながらとりあえず確認の電話を・・・。「もう、雨が降ってきそうで・・・ちょっとお待ちくださいね」と受付の方。「昼食を後にまわして頂いて、今からのフライトなら間に合いそうです」、なら、そんなもの後回しっ!

で、待ち合わせのテイクオフの場所で受け付けもそこそこに、膝当て付けてヘルメットかぶって、ハーネスつけてテイクオフの練習を一回だけやって、「じゃぁ、飛びましょう!」って、おいおいっ、とビビってる暇も無く「おりゃぁ〜っ」。うわぁっ、浮いてる、飛んでる、気持ちイイっ!!!標高差650mを上昇気流に乗っかってぇ。右に左に旋回、急旋回ではものすごいGがかかって・・・10分間のあっという間のフライト。ランディングにて終了。あっ、そうそう、もちろんひとりで飛べないですからね、インストラクターの方とタンデムフライト。いやぁー、コレはハマりそうっ!

ムービーを始終まわしておりましたので途中からの編集ですが、ちょっと気分を味わってみてくださいな。帰りは滋賀県辺りで猛烈な豪雨に見舞われて、峠でドロドロになったクルマが洗車後のような輝きで帰宅しました、今回の旅でした!では、VTR、スタート!
2012.07.15 Sunday

2012 長野の旅 〜駒ヶ根・白馬〜 その2


2泊3日の旅のファイナルは本命「トレッキング」、八方尾根を歩きます。目指すゴールの八方池。

と、そのまえに恒例の一品紹介、今回のお宿「ペンション・ウインズ白馬」のお食事です。「鮭のビネグレットソース」。

「ワタリガニのパスタ」。前菜3品、パスタorピザ、魚料理、肉料理、デザート4品ワンプレート、コーヒー。めちゃまいうの上お腹イッパイ=胸イッパイ、で、一泊料金がお高くない、ってか安いでしょコレは!白馬の森の中にある素敵なペンションで、晴れていれば隅々まで手の入れてあるお庭で朝食がとれたんですが・・・残念。



何坪あるか解らないけど6つのテーブルが点々と並ぶ庭にあるたくさんの花、コレを管理維持するのは大変な努力とお客様への愛情なくしてはできない大変な仕事でしょう、ご夫婦二人で営業されています。栂池リベンジはまたココにいきたい!

さて、ゴンドラ、リフト、またリフトと乗り継いでですが、ガスってて何も見えないし・・・心配、です。
と、トレッキングスタートは何とか雪渓も見ることが出来て・・・

どんどん登ってスタートしたところがもうこんな下に・・・

八方ケルン、標高2000mを超えて・・・トップの写真の八方池。まだ半分ほど凍っておりその雪紋と水面に映る山脈が美しい。天気さえよければと思いつつも雨はなんとか降らずにすんだのは戸隠神社参詣のおかげか?いやいや、アリガトウゴザイマス。

下りは高山植物の写真撮影大会。「イワシモツケ」

「ウメバチソウ」

「チングルマ」(ワタシが一番好きな山の花)

花が終わるとこんな感じのチングルマ。

「エゾリンドウ」(たぶん?)

「シモツケソウ」(これもたぶん・・・?)

「ユキワリソウ」

「ワタスゲ」

「ダイモンジソウ」

「ハクサンタイゲキ」(おそらく)

「ハクサンサイコ」

「ヨツバシオガマ」

「ギボウシ」の一種?

「タテヤマウツボグサ」

どれも小さく可憐な、そして地味な高山植物。短い山の夏にいっせいにその花を咲かせて・・・、でも、名前と顔が一致しないし、名前そのものがちょい舌を噛みそう系で・・・ムズカシイし。でも一回調べが付いたら次回は「おぅっ、こんなところにタテヤマウツボグサが!」とか発見できそうですね。

もういっちょつづく・・・。でも明日以降に。
2012.07.15 Sunday

2012 長野の旅 〜駒ヶ根・白馬〜 その1


土砂降りの雨がまたもや被害をもたらしているこの夏の梅雨。大阪もゲリラ豪雨が度々続き今日は薄雲の中、お日様が照りつけていますが猛烈な湿気、不快指数200%と言いたい蒸し暑さ。何もしなくても汗が垂れてくる・・・。水分・塩分を補給しないと倒れまする。

さてさて、この暑さと決別すべく(?)先週末はちょっと早めの夏休みをいただきまして小旅行に行ってきました。場所はこの数年行かないことがない長野です。しかし、今回は史跡や街並みを見て回る観光ではなく「登山」がメインの旅行です。ワタシを良く知る方なら「えーっ、登山?似合わない感じ〜」などと言われてしまいそうですが、ワタシ「山」大好きなんですよ、実は。

叔母が数年前から「山ガール」でして、富士山をはじめに随分と登山にはまっていまして、登山用具から現地までお手伝い頂き、今回まじめに「登山」を決行いたしました。と、いってもそこは初心者、登山というより「トレッキング」ですかね。それでも装備は靴からウエア一式揃えての本気モードです。

待ち合わせの白馬の前にまずは駒ヶ根「千畳敷カール」へ。ふもとの駐車場にクルマを停めてバスに35分、ロープウエイに8分、高度差1000mほどを登ったその先にひろがる山はまだ雪が残る気温9.5度、大阪の冬の気温ですよ。しかしカッコだけはイッチョマエにしてきましたので寒さ対策もバッチリ。平日なので人も少なく何より気持ちの良いコト。

振り返って眼下を見下ろせばふもとの町と西日本ではあまり見られない「連山」にまたうっとり。昼食におにぎりをほおばり天気の良いうちに撮影を。といってるうちにあっという間にガスが下りてきて真っ白、さっきまで見えていた一切が消えてしまいました。午後から天気予報は下ると言っており・・・。下山して白馬の宿で叔母と合流、翌日の「栂池」を控えて早めの就寝。が、しかし・・・というか予報通り・・・。

大雨でございます(泣)。どうも長野の山々に嫌われているのか前回の「上高地」同様、しとしと雨ではなく強雨。当然「栂池」の高山植物の撮影はままならず、予定変更・・・むむむむむ、自然には逆らえません。ひどくなる雨の中、細い山道をドロドロになりながら峠を3つほど超えた「戸隠」へ蕎麦を食しに。

長野県では随分お蕎麦を頂きましたが、どの店でもこれでもかってぐらい量がハンパねぇ、のです。長野県の蕎麦屋さんは太っ腹なのか、おだしの蕎麦にせよざるそばにせよ普通盛りが町の大盛り以上あるので、ご注文の際はご注意を。で、お蕎麦の味は「まいう〜」でございましたよ。2回目の戸隠神社参詣にて明日の天気を何とかしてくださいとお願いしつつ戸隠をあとに。

午後から白馬に戻り棚田の風景が美しい「青鬼」(あおに)へ。この場所がまたとっても山奥深すぎて勾配15%以上はあるだろう険しい山道を2速で何とか登ったところの集落、まるで日本昔話を地で行くかのような素敵な場所「青鬼地区」です。

現(うつつ)の世界から隔離されタイムスリップしたかのようなひどく静かで穏やかな集落は本来の人間が生きるスピードを教えてくれるような感じ。

雪解けの沢の水はとめどなく流れ続けており、ゆったり過ぎ行く時間をある程度正確に刻むここ唯一の時計の音のように、その先の臼と杵は仕事をしており。

集落の保存に努めているようで百数十年を経た家屋全部ををジャッキで持ち上げて基礎部分の束石から修復していました。茅葺の屋根こそトタンで覆われていますが途中にうがたれた窓や屋根そのものの形状など見た事の無い独特なもの。当時のままであろう土壁の竹木舞もしっかり残っておりモノを大切に使うココロを感じますね。

日本の田舎に行くと必ずと言っていいほど「タチアオイ」が見られる、何とその風景に似合うことか。

整然と並ぶ棚田にこれまた整然と植えられた稲、そこかしこに白い花を咲かせる栗の木。ワタシも早く里山に引っ越したいなぁ・・・。つづく。
2012.04.12 Thursday

琵琶湖一周+揖斐川南下ドライブ


短い周期で晴れ・雨が変わる今春。寒さが長く残っていましたがもう底冷えは過ぎたようで、陽射しはきらきらとそれでいてまろやかで。段々春が待ち遠しく思うようになると、ワタシも歳を感じるのですが・・・。しかし、少し忙しいおかげか春眠はそれほど襲わず、な4月も中旬。仕事と寒さにひきこもりだったココロを解放に向かわせる為、久々のドライブです。

かねてから約束をしておりました大先輩クサノさんと琵琶湖一周の旅でございます。桜もめでたかったのと天気に翻弄されて一週間遅れて出かけました。とりあえずお約束の林道峠越えから。今回攻めましたのは滋賀県境にほど近い京都の「百井峠」、酷道いえいえ国道477号線です。陽の差さない路肩にはまだ雪が残り、雪解けの水が未舗装も多い路面をひたひたに・どろどろに。スリップしようもんならガードレールのない北山杉の崖に真っ逆さま・・・。

湖岸道路を北上、湖北マキノ町の「メタセコイア並木道」です。真っ直ぐ2.4kmに並ぶメタセコイアは新緑前の丸坊主ですが春の光にすっくと行列する様は関西にいるコトを忘れてしまいそうな景色、平日のせいか通るクルマも少なく。そんでも場所がワカリニクイ・・・迷いました。

その先に桜の名所(だそうで、ワタシは知らなかったんですが)「海津大崎」。琵琶湖の北端の湖畔に4kmにもわたって桜が入り組んだ入り江に立ち並んで、って全然咲いてないし・・・。ボランティアの方が声を掛けてくださり「今年はホントに開花が遅いです」と。まだ10日ほどはかかるでしょうとも。しかし咲いたら咲いたでこの道は東行の一方通行で大渋滞のドツボらしく、進むも戻るもどうにもいかないらしい。じゃぁどぉしたら桜をゆっくり堪能できるか?それは早朝しかないようで。モドカシイ限りですが満開のソメイヨシノを脳内イメージしてあとに。

さらに東へひた走り国道303号線で岐阜入り。途中は雪雪雪、残雪ここかしこ、気温は20度ほどだったのですが冬景色。桜を求めてひた走るもまだまだ蕾のオンパレード。ようよう拝めたのは揖斐川を南下し池田町あたりから。「霞間ヶ渓」(かまがたに)の桜です。もう夕刻前の西の山に日が沈む前の淡紅は幾種類のグラデーションが目を楽しませてくれました。

夕飯に「鶴喜そば」に滑り込みセーフ、ノンハイウエー全500km12時間の旅でしたが、工程と時間だけはきっちり予定通りも、春のお気まぐれ天気と桜のご機嫌伺いはこちらの目算は許してもらえず、のドライブでした。でもココロはスッキリ、さぁアレは完成目前!
2011.11.26 Saturday

北京都ぐるり林道ドライブ


いよいよ来週は「師走」。もう何度も書いてすみませんが、ホントに今年は速いっ。ニュートリノより速い!?でも季節は少々遅れてやって来ているこの十数年、関西の紅葉もようやく見頃を迎えました。週末の京都や奈良はごった返し必至ですですから、平日に紅葉狩りと。

と言っても有名なスポットや寺社仏閣には出かけません。平日と言えども車で行くと目的地に到着しない、駐車場が無い、その周辺から帰れない・・・エライ目に遭いますからね、この季節は。ということでワタシにとって雲の上の職人さん、クサノさんと林道ドライブに出かけました。今までも結構一人で当ても無く林道のWRCを楽しんでいるのですが、大先輩もそんな道が大好きというコトが発覚!しかもワタシよりはるかにそんな道をインプットされてまして。仕事もスゴイのですがあらゆる知識の泉、まさに「歩く大辞典」な方、な、もんですから脳内地図もハンパ無い訳で・・・。ワタシはドライバーに徹して、さぁ、いざ行かん!

まずは腹ごしらえ。ちょっと早めの昼ごはんでしたが亀岡の山奥深いところにある蕎麦屋でざるそばを頂きました、そう、新蕎麦です。今秋一番の冷え込みに加え山奥とあってそりゃ寒い訳です、だから暖かいお汁の蕎麦を注文しようとしたら「新蕎麦ですから是非ざるで!」って言われたもんで「ざるそば」です。二八だと思いますがのどごしスルリ、細麺なのにコシがシャッキリ、蕎麦湯も旨い訳です、ごちそうさま。

で、向かうは「保津峡」。ですが冒頭述べました通り一般道など走りません、山道です。それも対向車が来たらどちらかが待避所まで下がらなければならない、北山杉の林道、ワタクシの大好物。今回ばかりは天気も良くナビゲーター付でしたのでそれはそれは快適にクルマをブッ飛ばして、ライコネンかソルベルグか。と、そうこうしているうちに高尾山のお寺(?)近くに出てきまして、でも相変わらずの細道。なのにやはりスポットなのでクルマが多くなり・・・対向してきたクルマの運転手がオバチャン、自分のクルマを上手に左一杯まで寄せられません。それでもワタシの方はミラーを畳めば前に出れると思い少し上り勾配を半クラッチで出るや「ガコッ!!!」。あいやぁ〜、はまったか!?後ろは宅配のトラックが迫り、チョイ焦るもリバースでタイヤが噛んでくれまして脱出。「フッ〜ぅ」。まぁ側溝では無くその蓋が傾いただけだったようで車のダメージも無し。

そして、どんどん北上。もうワタシは何処かわかりませんが、ある集落の「大銀杏」が眼に留まり。ココも変わらず対向出来ないので少し手前にクルマを止めてシャッターを切りまして。樹齢何年でしょうか?幹回りは人3人ぐらいで手が届くか?高さも20mは超えていたであろうその老木は見事な黄色。おそらくすでに半分ほど散ってしまっているであろう路面は綺麗な黄金の絨毯、御堂筋の銀杏ではこうは染まりません。ぎんなんの匂いもハンパ無かったですけど・・・。

と、走り続けて「美山・かやぶきのさと」まで来てしまいました。まだ午後3時を過ぎた頃だというのにお日様は西の山の稜線に差し掛かりつつあり、夕方の雰囲気。おまけに気温5度、寒いっ。大阪の平地での真冬の最高気温並み。でもココはスポット、ということでやはり観光客が押し寄せており。

一度来てみたかった「美山」。まるで日本昔話を地で行くような集落はさほど広くは無いのですが桧皮と茅葺の屋根などそのままを残し、十数軒の建物の保存に努めているようでした。実はワタシもこんなトコロに住みたい、なんて野望(?)というか夢ですか?いつか叶うと良いのですが・・・(笑)。

と、この写真が今回のドライブでの撮影のベストショット。植林された人工的な間隔の北山杉の合間を縫って落葉樹が夕日に照らされて・・・なんともいえない美しさ。

しかし、大阪から100km以上離れた林道に夕刻にいると日が落ちる前に脱出しておかないとそれこそ真っ暗なガードレールの無い道を彷徨うコトに。薄暗いダウンヒルをハイビームとフォグランプで照らしながら帰宅の途に就いた、今回のドライブでした。やはり日本の四季は儚くうつろうけれども毎年繰り返されるその自然の体内時計による完璧なスケジュールのダイナミクスは脅威であり畏怖の念を抱かずには居られない、だからこそ美しいと思わせてくれるサイクルなのだと。無常にして輪廻する・・・この感覚は諸外国の人々も同じように感じるのでありましょうか?

とにもかくにも本年のドライブはこれにて終了。来週からはこれまた仕事も個人的な予定もてんこ盛りです!辛い出来事の多かった2011年をワタクシなりにきっちり締めくくらなくては・・・。
2011.11.09 Wednesday

正倉院展@奈良


今朝は久しぶりに7時前に起床(って、怒られちゃいそうですが)、8時前には車検上がりの愛車に乗り込んで行くは「奈良国立博物館」、正倉院展に。一度見てみたかったと思いつつ毎年のニュースで見聞きする人の混雑とそれに伴う渋滞にいささか足が向かず・・・。意を決しての朝一攻撃!奈良は実はあまり行った記憶が無く、今回が3回目ぐらい?大阪から遠いイメージもあったのですが実際高速を乗り継いで平日の朝ならば50分強の時間的距離、意外や近い。奈良国立博物館前までは渋滞も無くすんなり到着。

が、近辺の駐車場が解らずキョロキョロすると正倉院展入口前にはすでに行列が!?少しばかり離れた春日大社の駐車場から気持ち冷えた奈良の心地良い空気を吸いながら歩いて10分、行列を眼の前に「入場待ち30分」の看板が。並んで何かを待つのが苦手なワタシ、テーマパークも食事も行けないワタシが並びました!って大袈裟には言ってませんよ、ホントに。しかし実際はそれほどの待ち時間では無かったようにスムーズに館内にIN!

実はココからがエラかった。見学する人が陳列ケースの前で立ち止まってじっくり見入るもんだから進まない。やはり待っていられない人たちはケースに張り付く人の後ろから見て回り・・・いや、ワタシはちゃんと並んで最前列で見たかったので並びました。1300年前の古の達人による作品と呼んでよいと思われる宝物。よくぞこんなに状態良好で現存しているモノだなぁ、と変な感心を。絹の香袋や袈裟はその経年を感じさせないほど色褪せも少なく美しくそれらを納める革に漆仕上げの箱物、供物を載せるための猫脚付きの木製小盆は今の時代にもその意匠が通用する繊細で鮮やかなものだと。相変わらずの歴史音痴ですので詳しくはワカリマセン(泣)。時代ぐらい!?

でも、進むにつれて金属製の器や鏡など、やはり興味深いモノは作り手の見方になってしまい、覗き込んではガラスケースにおでこをぶつける始末。どんな道具で作ったのか、どんな段取りで作り進めたのか、その職人になったつもりで細部を見ておりました、と、出口に。点数的に少し物足りなさとあまりの見学者の多さにじっくり見れず初めての正倉院展を後に。その後、東大寺・二月堂・唐招提寺へと。

東大寺も何年ぶりでしょうか?初秋のそこには一般の観光客と修学旅行の学生さんたちでこれまた結構な人の数、もっと静かに堪能したいのだけれどこの時期はしょうがないかぁ。アチコチで耳にする学生さんの一言は「わっ、ビックリした、鹿いるぞ!」って、そりゃ奈良ですから・・・。で、奈良の大仏さんにお久しぶりのご挨拶をいたしまして、いやはや、やはり大きいですなぁ、大仏だけに(笑、当たり前か)。大仏大仏と言いますがその正式名称は「盧舎那仏」。おまけに座っていらっしゃるので「盧舎那仏坐像」。某国営放送で大仏建立をドラマ化したものを見ていたので何となく歴史的背景も解って、にわかに嬉しかったワタシ。

で、大仏さんの背後におわしますは「広目天」と「多聞天」、いずれも5m程の立像。「広目天」は西方を護る守護神で字のごとく遠くを見渡す「千里眼」を持つと解釈され、他方「多聞天」は一般的に「毘沙門天」と呼ばれる東方を護る武神だそうです。

いずれにしても迫力と威厳とがその美しい彫刻から感じ取れる四天王のうち二体。以外にもこれらは江戸時代の復興期に造られたもののようです。

今回は雨にやられること無く、久々によく歩きました。で、カラーでも撮影したのですがなんだかモノクロが最近は好きなようで、光の陰影がもたらす奥行感や立体感はカラーに勝るような気がします。が、その分露出に気を使わないとならないのでムズカシイですね。

紅葉はまだの奈良でしたが、お寺巡りの楽しみの一つ「御朱印」もしっかり頂戴いたしました平日のドライブでした。クルマが超調子良いですし来週も出かけるかな。
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