2013.03.31 Sunday

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2009.06.25 Thursday

157回目の・・・

 

この写真を見てこれがどこの何なのか解る人は、実物を見に行ったことのある人か相当のファンであるかだと思う。そう、ここはスペイン、バルセロナにある聖家族教会、サグラダ・ファミリアの鐘塔内部の螺旋階段です。


157年前の1852年6月25日、サグラダ・ファミリアをはじめとする建物を設計した建築家、
アントニ・ガウディ・イ・コルネット(Antoni Gaudi I Cornet)がバルセロナ近郊の
タラゴナ県レウスという片田舎で産声をあげた日です。


ガウディを尊敬してやまないワタシでありますから語ればここには書ききれませんので
あえてあれこれ説明はやめておきます。



ワタシの最も好きな建物、カサ・ミラ。


30歳まで海外旅行に行ったことがなかったのですが、はじめて行くならガウディに会いたいと
思ってスペイン・バルセロナに降り立ったのが2002年5月31日。

翌6月1日、サグラダ・ファミリアと初対面・・・のはずが、

「今日は上にはあがれないよ」と係りの人。

「えー、なんでなん、せっかく来たのに・・・」

「今晩おいで」と係りの人。

そう、その日は事前に知る由もなかった「ガウディ生誕150年祭」だったのです!!!

初対面のうえ、バルセロナ現地でさえ初めてだというガウディのお祭に偶然だったのか必然だったのかでくわしてしまったのです!多くの地元民・観光客、サグラダ・ファミリア本体から盛大な花火、ヨーヨーマのチェロに合わせたライトアップとそれはそれは忘れることのできない思い出です。


20〜30年後に完成予定らしい世界で唯一、入場料をとる建築現場。
あれから7年、かなり工事は進んでいるもようのカテドラル。
神の宿る建造物にまさに身も心も捧げたガウディ、またあなたに会いに行きたい。
2009.06.20 Saturday

リフォーム



全然雨、降りませんねぇ。空梅雨だと農作物、特に米には影響あるし・・・
昼間の気温はすでに30度超えで暑いです。少しは降ってもらわねば。

さて、久々にお仕事関係でいきますか。
プラチナのリングとピアス片方、分解してリングとペンダントのリフォームです。
まあ、このへんの仕事が手作り一品物と修理と並ぶ一般業務(?)です。

手作りはルース(裸石)があってデザインがあって、というイチカラの仕事。
修理はリングのサイズ直しからはじまり、チェーン切れ・石弛み留め直し・新品仕上げ等など
あれこれさまざま一番難しく、経験が必要で大変かな。
そしてお客様から預かった貴金属製品を分解して新たなデザインで作り直すリフォーム。


普段はお客様から「こんなデザインで」とか逆にお客様の感じでこちらから提案させていただく
ことが多いのですが、今回は完全お任せということで好きなように作らせていただきました。

まずは、バラシ。ようは石をはずします。いろんな留め方があるので応じて慎重にはずしていきます。
石を留めている爪を「こじ開け」で起こしたり、糸鋸で切ってしまったり。
つづいて地金を溶かして一塊に。今回はプラチナですので専用の坩堝に入れ、トーチで1500度位
まで温度を上げてドロドロに。裸眼では耐えられないので色付きのメガネをかけて。

そして金床で叩いて地金をしめつつ棒状に。ローラーにかけてさらにきれいな角棒に。
その後各々必要なパーツを作っていきます。
っていうか作業の途中も写真入れて説明しないと解らないですなぁ、文章じゃぁ・・・次回から・・・

まぁ、様々な工程を経て完成!って早っ!やっぱり説明必要・・・スミマセン。

ちょいピンボケ気味ですが左がペンダント。いたってシンプルに最大限石が見えるように。
右がリング。こちらは遊んでみました。まわりの5つの角ダイヤをプラチナのお椀の中に入れて
揺れるように作りました!
綺麗なダイヤなので揺れると一層キラキラと光輝きますわ。全工程6日。

お客様にはまだ納品していませんが、お店では絶対買えないものをと思い毎回製作してます。
喜んでいただけたらなぁと。

ところで蝉はいつかかるんやろ・・・次はマリッジリングかからなアカンし・・・あぁ・・・


こじ開けとは・・・
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2009.06.14 Sunday

今年最初の・・・

 

いつの間にやら梅雨入りしたかと思いきや、もう中休み。
けれど気温は上がって蒸し暑いです、大阪は。昨日、扇風機出しました。

さて、作り物のほうは一旦ストップで、リングとペンダントのリフォームに
かかり中でして、こちらもあがり次第アップしていこうと思っております。
蝉はその後にかかるとして・・・


25年ほど前に母の日にプレゼントした高さ4cmぐらいだったサボテン。
6,7年前から我が家の庭にいますが、今や25cmにまで成長、毎年花を咲かせてくれます。
そして今年はじめての蕾が昨日、満開と相成りました。
夏が終わるまで何度も咲いてくれます、特に手入れはしてあげてないんですがね・・・

刈り取ってしまったトケイソウもツルをどんどん天に伸ばしていて
花芽をつけたらなぁと。

植物の体内カレンダーってすごいですね。
2009.06.07 Sunday

蝉をつくろう!

 

もう6月も第1週が終了。梅雨が目の前ですが、暑かったり涼しかったり。
風がつよく吹く日がこのところ多いような。
いずれにしてもワタシのあまり得意でない夏がやってくるぅ・・・

さて、自在置物師のミツタさんを訪ねる前から少し製作にかかっている
蝉のブローチを約束どおりとっかかりから。

昨年夏、仕事帰りのとある日、自宅玄関の前に関西では最もポピュラーな
「クマゼミ」がもう寿命をまっとうしていました。
かねがねこの製作に必要なサンプルを公園に採取しにいかねばと
思っていたのでそのままサンプルになっていただきました。

で、まずは採寸。原寸で作ると少し大きく、目方もつきそうなので3分の2でライン取り。
「んっ、少し小さい?」と相成り80%で再採寸。全長で50mm。
とりあえずはこの寸法で各主要部分の比率確認。どうデフォルメするかは
やっぱり作りながら考えるとして・・・



で、またもや作りたいパーツNO.1の「はね」からかかっていきます。
K18YGの地金角材からローラーで細くし、線引板で直径0.4mmの丸線に。
その丸線をまたローラーで0.2mmまでつぶした材料がこのはねの枠です。
この時点ではかなり華奢で扱いにくいのですが辛抱辛抱。

シンメトリーになるよう対で作っていきますが、これもロウ付けだのなんだので
歪みが発生するので修正しながら4枚ワンセット完了!
ここからトンボの時と同じように中に唐草で埋めていくわけです。「楽しみ・・・」

はねを作りながら開閉するギミックを考えてっと。


線引板とは・・・
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2009.06.01 Monday

海野宿

 
先日の有給信州出たとこ旅で訪れた「海野宿」。
長野県東御市にある北国街道の宿場町。

親戚のある埼玉県から高速で1時間も走ればもう長野県・軽井沢。
関西に住んでいると長野まではどんなに頑張っても5時間はかかるので
距離感というか位置関係が飲み込めないぐらい近くに感じるんです・・・

で、もう少し西にいくと東御市。程なく海野宿入り口駐車場へ。
休日の観光客がどれほどかわからないけれど、この日は平日だったので
ほぼ観光客はゼロ。混んでる所が嫌いなワタシなのであえて平日ねらいなのですが・・・

宿場町を訪れるのは初めてだったんですけど、土産物屋とかなんかあるのかと思いきや
入り口に一軒あるだけであとは保存されている住居のみなんですねぇ。
しかもそこに普通に暮らしてるんです!この家のご主人が自家用車を玄関内に
駐車していました。「重要伝統的建物群保存地区」らしく建替えしたりできないんでしょうね。
古いものを残していくのは大変なことだと・・・

雪止めのない瓦も随分古いものかと向かいのガラス工房のカフェ2階から1枚。




そのガラス工房でアイスオーレでちょっと休憩。

自分がなにかしら動作をしなければ時折吹くそよ風以外無音。
日常には無音状態が無いことに気づかされました。
無音は雑念も取り去ってくれるんです。なんと心地よいこと。

その後、小布施で山盛りのざるそば、野沢温泉で飛び込み宿泊。
翌日、山梨の清里高原へ。

緑の色の深さとまだ雪残る山々にぐるり囲まれて。
こんなところで仕事ができたらなぁ・・・
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