2013.03.31 Sunday

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2010.06.27 Sunday

Passiflora 'Incense'


今年の「トケイソウ」。Incense(インセンス)という種類で、その名の通り香りが強いらしい。なんだけどあんまり匂わないなぁ。色・形様々あって500種類ほどあるそうですが、うちのトケイソウはヒゲがウェーブしてる種類です。実が食べられるものもあっていわゆる「パッションフルーツ」です。こんな花の実なんです。10個ほど咲いていますがまだまだ毎日咲いてくれそうです。
2010.06.26 Saturday

蓮の花・ペンダント20


雨です。障子も本も湿気を吸ってフニャフニャになってます。ワタシのくせ毛もクルクルになって面倒です。そんなもので今朝、超ー短く夏仕様にしてきました、スッキリ。庭の緑も雨をまとって葉は重たそうにうなだれていますが一層濃く発色して、でも目に優しい色です。

とうとう、「蓮の花・ペンダント」も20回目の記事になって製作期間も半年を過ぎようとしていますが、未だ完成が見えず・・・このブログを訪問くださる皆様には大変心苦しいのですが、少しずつ前進しておりますのでどうぞ気長に見守ってくださいませ。うーん、ホントに1歩進んで2歩下がる勢いで(勢いって言わないか・・・)モドカシイやら・・・

さてさて、オモリのカエルは保持用の丸線から切り離されて手足とお腹周りのすり出しと仕上げが完了し振り子竿へ瞬間接着剤で仮止め。っと、その前に目方を量っておきますか?「軽いんやろなぁ・・・」恐る恐る天秤へ。「あらららっ・・・1.07g・・・全然足りない。」10gの地金から7割削り落として3g弱の予定が10分の1に。

大吾さんです、いや、大誤算です。バネも少し面積を減らしてオモリの軽さに対応したいですが、反発するチカラ分も残さないとならないので。やはり何か足さないとオモリの役割を果たしません。葉っぱにするか木の枝にするか。しかし、あと2gってかなり大きいモノ付けないとならないですなぁ、どうしましょう?

来週末は愛車の入院です。10年を超えてくるとあちこちガタが出てきます(←ワタシと同じ)。ロングドライブを控えて足回りの交換です。元気になって帰ってきぃやぁ。
2010.06.20 Sunday

蓮の花・ペンダント19


梅雨も本格的になって雨の蒸し暑い日が増えましたね。とうとう、扇風機を押入れから引っぱり出して稼動開始です。ついこの前に掃除して片付けたばかりの様な気がしますが・・・。昨日はヤボヨウ有りでレギュラーのブログ更新できず本日になっておりますが、 ふと庭の緑を眺めると上の方のトケイソウが咲いているでは、それも3つ。花芽もどんどん増えていて今夏はホントたくさん咲きそうです。曇り空ですが写真もシッカリ撮りましたのでまた後日アップいたします。

さて、今回の写真は久しぶりに歯車から離れて、カエルちゃんです。開花用クランク以外の機構はとりあえず終了しましたので、振り子竿のオモリになるパーツの製作です。かねてからオモリ部分にはカエルを付けようと思っていましたのでシルバーを溶かして大き目の角棒をローラーでひいて、そこから削り出しました。手で持っての作業はムズカシイので丸線に要尺地金をロー付けして、それをピンバイスに固定しての作業開始です。寸法は他のパーツに当たらないよう振り子の振り幅から全長13mmに決定。

どんなポーズのカエルが楽しいか、泳いでいるのかジャンプ寸前なのか、はたまた座っているのか・・・で、振り竿を木の枝か何かに見立てて落ちそうによじ登っている感じにしました。角棒におおまかにペンで下書きして、糸鋸とヤスリで荒削り。その後は削りすぎないようバーカッターのついたリューターでアチコチから雰囲気を見ながら少しずつせまっていきます。

全長に対する胴や足の比率を計算しながら地道に削って、おおかた出てきたところで精密ヤスリで面を整えつつシリコンポイントやペーパーで表面を滑らかに。と、上からの作業で出来た部分が写真のカエルちゃんです。ここからは手足仕上げや腹側の削り出しの為、保持用の丸線をはずして背中側にロー付けしてひっくり返して、という段取りです。

が、もう必要なオモリの目方の3gをきっているような・・・いや確実に足りないっ・・・むむむっ・・・
デザイン的に葉っぱかなんか入れて目方を増やすか、バネ側で調整するか・・・まっ、いつも通りの出たとこ勝負ですわ。なんか考えよーっと。楽観、楽観。
2010.06.12 Saturday

蓮の花・ペンダント18


もう巷のトケイソウは満開だそうで、「時の記念日」頃から咲き始め、夏いっぱい見頃です。うちのトケイソウは何時咲いたか記事を辿ると8月でしたね。育て主に似て(?)ちょっと遅いかも。でも今年はすでに20mm位の花芽が10個程付いているのでもうすぐ楽しませてくれることでしょう、それもたくさん!

このところ「トケイ」つながりが多いですが、ムーブメントの分解(って言っても、ぶっ壊してるだけですが)を続けていてふと自分の仕掛りに戻ると歯車の大きく見えること。まだまだ細かく作ってみたい感じですが、以前の試作で散々スッタモンダいたしましたからもはや限界か?作品のサイズ的に今すぐ必要なわけではありませんが、まだまだ詰めていけば何か変わる可能性もあるし、挑戦したいですね。

大は小を兼ねませんが、「小」に挑戦すると本業の仕事にも少し良い影響が出てきます。仕事が楽になるというか、攻め所のアタリの感覚が以前よりシビアになって仕上がりに対する幅が広がってくるというか。言葉では説明しにくいんですが、ヤスリをもう一回入れるか入れないか、鋸目をもう一つ入れるかどうかっていうところ。いずれにせよワタシ個人にとっては良い感覚が生まれてきていますね。まぁ、もうちょっと悩んでる時間を減らして仕事速くならないとですかね。

さて、今週はオモリ竿部の作り変え、スペーサーを兼ねたバネ押さえ、ギアと竿の各ケース間の一体型スペーサーを製作しました。竿にはケースの縮小で削ってしまった可動範囲制御と送り爪の返りを防ぐストッパーをすり出して、いくつも役割を担うようにしました。余計なパーツが減って、さらに竿の遊びも減り結果オーライです。写真では見えませんがケース間のスペーサーとバネ押さえが入ったことで全体の剛性感もアップし、まとまる様になりました。あとはカエルのオモリを作ってこちらサイド終了。反対サイドのクランク機構と花のセット部、開花状態をリセットできるよう外部から手回しできるものも考え中。この後、やっとこさでペンダント本体のケース製作と・・・うぅーん、まだまだ・・・でも山は越えた感じかな。

テンプレート変更してみました。あんまり変わんないか・・・
世界遺産に続いて「美の巨人」で今夜またもやモンタネールです。ビデオ無いんだよなぁ・・・
2010.06.10 Thursday

TIME・TIME・TIME


入梅前の貴重な晴天。これから一ヶ月蒸し暑い雨の日が続きます。しかし植物や、特に稲作には必要な「梅雨」。このところのゲリラ豪雨は危険ですがしっとり雨も降らないと困りますからね。気分的には晴れとはなかなかいきませんが雨の日も楽しめるといいですね、「晴耕雨読」ならぬ「晴耕雨創」ってところですか。

さて、今日は「時の記念日」だそうです。祝日ではありませんが・・・で、まさしくタイムリーな事がありまして、それは何かと言いますと写真の懐中時計です。職場がらみの話しなのであまり詳細には書きませんが、昨日の話です。

会社の専務があるところからもう使われなくなった彫金道具を工房へ持ってきました。ミニローラーやリューター(といっても、昔に歯医者が使ってたような紐ベルト駆動のアングルのたくさん付いたモーター。正式名称がワカリマセン・・・)、さび付いたヤスリにカラカミ鎚などなど。と、もう一つ段ボール箱も。その中身は時計の修理に使う道具や袋に入った交換用パーツ、大量の歯車に極小ビス。修理途中なのか分解された腕時計や懐中時計が数十点。

歯車に取り付かれている最近のワタシには「宝の山」。久しぶりに眼が爛々のルンルンに。中身をあさっているとオメガの懐中時計が出てきました。しかもゼンマイを巻くと動くじゃぁありませんか!しかし「くださいっ!」とはさすがに言えず・・・シマッタ、残念。「あとは好きにしていいよ」と専務は帰って、引き続き捜索。するともう一つ出てきましたよ、精工舎の懐中時計が!ムフフっ。リューズを回して見ると・・・さらにムフフっ、「動きますよん」。もう、これはイタダキデス。あっ、皆さん、内緒ですよ。

早速、拭き拭きしながら、いつ頃のどんなものなのかネットでチェック。セイコーの前身である精工舎の「SEIKOSHA RIGHT」(フェイスのプリントにありますが)というもので戦前、昭和初期の製造だそうです。価値的にはどんなものか解りませんが、少なくとも80年前のもで尚且つ完動品であること、スゴイです。機械式時計は持っていないので、あの「カチカチ」いってるのがなんだか心地良くて新鮮です。やたらと音が大きい気もしますが、一日経って誤差30秒ほど。

ゼンマイだけで動いてるのはやはり感動モノですね。こんなの見るとやっぱりゼンマイ仕込んで何か作りたくなっちゃいまして。そんなもので早速、もう動きそうにないムーブメントを分解。「あー、なるほどね、ココがこうで、コレがこうなって、こう動くのか。あー、なるほどね」。楽しくて独り言の連発です。

これはワタシには生きた教材です。これからの作品にいかせるようガンバッテ分解、いや勉強しまっす。
2010.06.05 Saturday

蓮の花・ペンダント17


朝晩の肌寒さもすっかりなくなり初夏ですね。仕事場では一日中音楽を流していますが、イッキにポルトガル語のブラジリアンが増えてます。やはり夏はラテンにボサノバがイイです♪♪♪ついついボリュームが大きくなってます、隣近所に丸聞こえ?!大丈夫かな?あっ、またオススメのCDなんかを紹介しますね。んで、トケイソウもどんどんツルを伸ばしてます、今年も花が咲いてくれるでしょう、楽しみです。暑い夏は得意ではありませんが、強い太陽がココロカルクしてくれますねっ。

さて、今週の進捗ですが、振り子側のケースの作り直しに終始いたしました。先週の予告通り、振り子の摩擦軽減を目的に両サイド共大きく削り込みました。と言っても、元のパーツの手直しではなく完全に作り直しです。押さえが減る分パーツとしての強度を上げる為にブリッジ部分を少し太くしました。が、やっぱり一発ではクリアできませんねぇ。

右が最初に作ったケース。で、真ん中が作り直したケース。なんですが、振り子竿をセットすると回転軸部分のみの押さえではちょっと不安定というか遊びすぎる。ので、左のパーツが今のところ最終型に相成り。ギアケース側との接点が一箇所減りましたのでこの対策が必要になりましたが、ケースの各スペーサーの一体化で解消できそうです。

これでオモリもよりギアケース側へセットでき、納まりがコンパクトに。大きく削り込みましたので新たに振り子竿の可動域の制御も別に設けないといけませんが、竿部分とオモリも本パーツに作り変える段階でどこにどう付けるか考えます、後手後手ですがね・・・(苦笑)。そして、ペンダント本体のケースも全体のサイズを見るためちょっと手を出し始めました。図面と立体とではやはり印象が違うものです。って、クランク側がまだ手付かずじゃぁないですか、アナタ・・・。

ちなみに、各パーツやケースの固定にシルバーの丸線の頭を倒してカシメてありますが、これは全て仮留め状態です。何度もパーツの手直しをしては仮組みの繰り返しですのでこんな状態ですが、最終的には可動パーツの軸穴や、ケース部分ではネジ穴になります。全てのパーツが完成した時点でネジ切りをして組み立てます。再修正や修理も考えてカシメにはしません。

さあ、本物の蓮の花も来月には咲き出します。ワタシのペンダントはもう今夏には間に合わないかな・・・
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