2013.03.31 Sunday

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2010.07.31 Saturday

蓮の花・ペンダント21


7月も終わり明日から8月。早目の夏休みを頂いたのであっという間の7月でした。昨年の夏は家のエアコンは1週間も使わなかったと思うんですが今年は酷暑と体調不良で早くも1週間は超えています。おかげで夏風邪ひいてしまい咳と鼻水、微熱と散々です・・・やはり自然のまま暑さも受け入れる方がカラダには良いのかもしれませんね。それと、日中の外出にはご注意を。

さて、ナンダカンダで1ヶ月ぶりの「本編」記事アップでございます。ギアケースも相変わらず小変更や微調整を繰り返しておりますが、懸案のオモリの目方不足の解消はやはり「2匹目のカエル」と相成り、前回同様シルバーの塊からちょこまかせっせと削りだしております。バネの調整もして1g程の追加で間に合いそう(予定では)なのに加えて振り子竿の振り角もあるので、少し小さめのカエルになってます。ポーズは1匹目のカエルの下で両手でぶら下がる感じにしました。親子なのか、兄弟なのか・・・

両手片足、腹部でまだ土台から切り離されていませんが、大方削り出しが完了しましたので、手足の細部の成形・仕上げ終了後、腹側の細工の為切り離しになります。このカエルを加えてもバネとオモリの関係が一安心するだけで、仮止めの各軸もネジ切りしたり、ロー付けも一部残したままなので完成まで何時までも調整に明け暮れることでしょうが、とりあえずはもう開花用クランク側の製作に取り掛かって全体での修正まで作りこみの方向で進んでいくことにいたします。でないと、全然進みませんから・・・

足回りの総取替えでご機嫌の愛車で峠まで走りに行こうかな、ってまだ走り足らんのかい!?と書きながらマイツッコミ・・・
2010.07.25 Sunday

4500km激走


酷暑とはこの事・・・皆さんいかがお過ごしですか?学生さんの夏休みも始まったばかりですが、ワタシも予告通り、法事を兼ねて9日間のお休みを頂いておりました。おかげさまで心身共に幾分良くなりリフレッシュ出来ました。しかしですよ、お天道様も随分な勢いすぎゃしませんか?!ワタシ、すっかり焦げてしまいました、それも右腕だけ・・・

ワタシは東京生まれの大阪育ちなもんで故郷とかふるさと的なものがないんです。だから田舎というと母方の実家になるんです。それも本州の北の端「青森」です。大阪と青森ではあまりにも遠いので今までの移動は夜行列車か新幹線。夜行なら15時間+在来線2時間。ヨーロッパならもうとっくにホテルにチェックインですよ。で、新幹線で行っても在来線と乗り継ぎして8時間はかかる距離です。それを今回はなんと車で行こうと。片道1200km、もうほとんど長距離トラックの運チャン状態です。
親戚のある埼玉まで600km、そこから青森まで600km。同じ600kmなのに何故に東北道は長く感じるのでしょうか、不思議です。


青森直行もなんなので、ということで盛岡で高速下車。名物「わんこそば」に親戚一同挑戦!何杯食べたかって?それは情けないほどの少量なので内緒ですが、従兄弟は107杯!盛り蕎麦8人前ぐらいの量ですよ。蓋をさせる余裕を与えない給仕の店員と必至に蓋をしようとする従兄弟。あれは見てる方が楽しい?かも。でも見てるだけでゲップが・・・「はい、まだまだ、ドンドンっ」って。


蕎麦満タンの胃袋を抱えつつ、十和田湖の奥入瀬へ。2回目の奥入瀬なのですが到着した時間がちょい遅かった・・・本来、車を渓流入り口に停めて、自転車で1時間ほどかけゆっくり堪能するんですがもうレンタサイクルは閉店。そのうえ自家用車通行可能になっていて(前回は定期バス以外の通行は禁止になっていたので静かでのんびりだったんですが)車は多いは観光客もゾロゾロ。残念です。こういう場所は不便でも自然や静けさの保護の為、通年車両乗入れ禁止にすべきです。世界自然遺産の知床もかなり荒れてきているとか・・・しかし、寒い地方の緑はナント色鮮やかで濃いことか。

出発から12時間後、ようやく「ワタシの田舎」に到着。今回は集まった親戚の人数が多かったのでワタシタチは「座敷ワラシ」で有名な金田一温泉へ。残念ながら昨年だかに火事で消失してしまったそうですが、今夜のお宿で遭遇できるかどうか、怖さと楽しみと半々で・・・宿での夕食後、蛍の観賞ツアーに出かけ、ヘイケやゲンジではない「ヒメホタル」を見てきました。このホタルは川に生息せず、森林の土で生きるんだそうで、光り方もぼわーっと光らず、クリスマスツリーのLEDのように点滅するんです。足元の全く見えない山中を光量を落とした赤い懐中電灯で1時間弱歩いてある意味怖かったですがなかなか見ることのできないホタルでした。

翌日、東北でも年々暑くなって30度はゆうに超える中、先祖代々祖父母に合掌。法事後の会食でしばらくぶりの親戚と歓談。遠くの親戚にはなかなか会えないので、従兄弟の子供たちはびっくりするほど大きくなっていました。ということはワタシも老けたはず・・・

しかしながら、ゆっくりお酒を飲んで話し込む時間も無く、翌朝には「田舎」を出発。そして山形の秘湯「乳頭温泉」へ。初めて行きましたが、本当に秘湯です。何がって、場所です。山の中も山の中、途中からの道路は舗装もされていません。さぞかしヒッソリしているのかと思いきや、何十台もの車と人・ヒト・ひと・・・薄青の乳白色の湯はぬるめで気持ちよかったですが、こんなにも僻地なココでも他人の声がひどくヤカマシク・・・もう日本には静寂を堪能できるところはないんでしょうか?湯から上がり、当日宿泊予定の山形銀山温泉へ。
ココもかなりの僻地です、遠っ!いわゆるこの温泉街には泊まらず車で2・3分山間の一軒宿「瀧見館」に。小さな宿ですが雰囲気も良く、宿泊客も絶対数が少なくようやく静かな時間を享受できました。宿名の通り、部屋や露天風呂からは瀧が見え、夕刻の谷間の木々やヒグラシの鳴き声に日々の喧騒からはなれられるとても良い宿でした。そのうえ、夕食も手の込んだ前菜から海・川の魚、そしてメインの尾花沢牛のステーキ、ワタシの大好きな芋子汁。とても豪華で量は多すぎるぐらいで・・・ステーキは200gぐらいあるんじゃないかなぁ。
翌朝、先に帰る母を仙台空港まで送り、その後埼玉の親戚の家まで高速をひた走り帰宅。翌日からはワタシの一人旅、いざ箱根へ。奥湯河原の宿と箱根ラリック美術館だけ段取りを決めてあとは何も決めず好きなように峠をドライブ。一度行ってみたかった念願のラリック美術館。なかなか見ごたえアリでしたが宝飾家時代の作品がちょっと物足りなかったかなぁ。しかし、香水瓶などはその厚みや彫刻が華奢で繊細で、かと思えばガラス作家時代の作品は大胆な彫刻的モチーフやその構成・配置がアール・デコの時代を物語っていて、その変遷と対比が良く解りました。その他美術館めぐりをしたかったのですがいかんせん入場料と駐車料金が高いっ!5つも見て周れば1万円ぐらいしますよ。ヨーロッパの美術館は3ユーロとか5ユーロとかなのになぁ。日本は高くないですか?

奥湯河原の宿を出てひたすら地道を走り、長野車山〜和田峠〜美ヶ原と緑濃き山々を走って埼玉に帰って、1日休養を挟んで帰阪。全走行4500kmの旅でした。
↑車山のニッコウキスゲ。
まぁ、よく走りましたね、今回は。さすがにちょっとお疲れ気味・・・若くありませんなぁ。今日は洗濯だけしてブログ記事書いておしまい。明日から10日ぶりの現実に戻ります。すっかり仕事の事、考えてないから脳ミソスッキリですが、何だっけなぁ・・・明日の仕事・・・まっいいか。今から昼寝しまーす。
旅記事でした。
2010.07.10 Saturday

雲のモチーフを・・・


今年も全国各地ゲリラ豪雨が発生していますが、これは日本のみならず世界各国で起こっているようです。ワタシ自身は50mm/時間という豪雨を経験したことがありますが、「前が見えない」とか「凄い」っていうレベルではなく、もはや「怖い・恐怖」です。やはり地球全体が何かおかしくなっているのかなぁ・・・

と、ワタシも体調がすぐれない上に来週末から早めの夏休みをとる為本業がいささか忙しく、個人作品の作りに初めて一度も触れず、の1週間でした。再来週まで「蓮の花・ペンダント」はオアズケになりまする。そんなものですから今回は、かなり前から紹介すると言っていて一度も出来なかった「ワックスワーク」を写真アップしました。

まぁ、これも2年ほど前に作ってキャスト(鋳造)もせずホッタラカシにしてたものですが・・・「キャストって何?」という方にチョー簡単に説明。貴金属製品の製作においては大きく2種類の方法がありまして、ひとつは地金そのものを叩いて伸ばしたり、丸めたり、ヤスリで削ったり、バーナーで溶接(彫金ではロー付けと言って溶接の一種です)したりする「メタルワーク」。

もうひとつは、ロウソクのロウのような材料(↑ここでは青いもので、ワックスと言います。リングを作る時はちくわのようなチューブ状のものを使います)をヤスリやリューター、スパチュラ(歯医者さんが使う耳掻きみたいな道具)などで削って、削ったものを石膏に埋没させて、その後熱を加えてワックスを溶かしだし、その空間に溶かした貴金属を流し込む「ワックスワーク」。

相変わらず文章では説明しにくいので興味のある方はググって調べてくださいませ(無責任ですねぇ・・・)。その他エレクトロフォーミング(厚メッキ)もありますが一般的ではありません。で、ワタシはこの業界に入ってから長くワックスを削って原型を作る仕事がメインでした。どの方法にも一長一短があって、デザインによって、または職人の技量や得手不得手で使い分けます。が、その後メタルワークの仕事も増えて、当時見習いのワタシには山ほどある仕事をこなすのに精一杯のガムシャラでした。結果今ではあのハードワークのおかげでどちらも出来るようになりましたし、何より現在の仕事が楽ですね。今見習いや修行中の方は仕事が少なくて技術の習得が大変ですが・・・

さてさて、↑は雲のモチーフのリングです。全周ぐるりで雲ですからサイズ直しは不可ですが。このモチーフが「蓮の花・・・」のケースに入る予定です。ワタシの脳内イメージには完成図があるんですがねぇ・・・あっ、珍しくデザインも描いてるかな、チャラですが。

先日「キネティックアート」でググってたらスバラシイ作品見つけました。「チェ・ウラム Choe U Ram」という韓国の方です。作品はワタシの作っているものからするとトテツもなく大きいんですが、生き物の動きやフォルムを多くを金属で作っていらっしゃいます。ひとつひとつの有機的なパーツが組み合わさり何ともいえない動きがメカメカしい中にも柔らかく、妖艶な雰囲気を醸し出しています。勝手に直リン張ってもいけませんので、興味のある方はコチラも検索してみてください。

週末からロンバケ(ちょっと古いか・・・)に入ります。新車の足回りで帰ってきた愛車で超ロングドライブになります。行った先々でブログ書けたらまた報告いたしまする。天候に恵まれればよいですが。
2010.07.03 Saturday

いつから・・・?


 
7月になりました。今年も早くも後半戦突入です。そして引き続き「慈雨」。ってか昼間はお日様が顔を出してる時間の方が多かったように思う今週。夜中や明け方にドォーっと降って、蒸し暑くて寝苦しいのに目が覚めることしばしば。でもって今朝は予約していた車屋さんにパーツ交換の為ピットまでひとっ走り。が、猛烈な雨。視界は悪いは道路は冠水ぎみだはで、どの車もゆっくり。それでも歩道に波しぶきを上げながら・・・無料洗車状態です。

田植えの済んだ田んぼには必要不可欠な雨。この季節には雨の似合う生き物がいますね。カエルにカタツムリ。ワタシの幼少期(四半世紀以上前・・・あらら・・・)に住んでいた家の裏は小さな田んぼがありました。なので梅雨時期は昼夜問わず毎日カエルの大合唱でした、ウルサイのなんの。長靴で田んぼに入り手づかみで捕まえたことを思い出しますが、たくさんあった田んぼも宅地になりすっかり声も聞こえず姿も見えず、です。カタツムリなんぞいつから見てないのでしょうか?

現自宅は住宅街ど真ん中ですが大きい公園が近いこともあってか野鳥や昆虫の類はそれなりの数がいます。時には猫の額の庭に白鷺がいらっしゃることも。白鷺って近くで見るとデカイですよ。うん、やっぱり自然の多く残っているところがいいですね、住むのなら。

↑はもう10年以上前にキャストで作ったアマガエルとカタツムリ。ピンズやペンダントヘッド用に作った原型です。サイズは10円玉ほどでそれなりの大きさと目方があります。なので今作ってるオモリ用カエルには大きすぎ・・・ギミック全体が隠れてしまいどちらがオモリだか、ってことになるので。

で、カンの良い方はもうお気付きですね。コメントでも頂いているオモリ用親子ガエルの製作に至っておりません・・・バネとオモリと摩擦と戦っておりましたっ。収めたいケース寸法があるので出来るだけオモリが軽くて済むよう、まさしくいつもながらの悪戦苦闘です。いやはやです。
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