2013.03.31 Sunday

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2012.01.26 Thursday

Lights


毎日寒いですね。仕事部屋の気温計も毎朝一桁を指して、その数字を見ると余計に寒くなります・・・。今冬の雪国は平年を超える積雪と最低気温に日々のニュースでもトップで報道されるほどですね。北海道・占冠ではとうとう氷点下30度を下回ったそうでもうワタシの想像の範疇を超えています。かと思えば石垣島では田植えが始まったそうで、日本とはホントに南北に長い国なんだなぁとあらためて思います。ちなみに日本の史上最低・最高気温はそれぞれ110年前の旭川で氷点下41度、5年前の岐阜県多治見と埼玉県熊谷で40.9度、その差82度!この温度差の中、日本人は暮らしているんですねぇ・・・すご過ぎ!

と、いささか暖かかった月曜日、友人Y氏と「大阪モーターショー」に行ってまいりました。隔年開催のモーターショーは前回を除きすべて見に行ってますが、今回は初めての最終日・平日。さすがにすいておりましたので写真を撮るどころか身動きさえままならない状況しか知らないワタシは悠々とカメラを構えて・・・。不景気ど真ん中で出展見合わせが相次いでいた前回さながら、車の量も少ないし、ターンテーブルや大きな櫓を組んでの華々しい演出はどのメーカーも避け、パンフレットもA3サイズなんかもあったモノがB5ぐらいに縮小していて、経費削減に努めている様がよく判りましたね。見に来ている人も若い人はあんまり見かけなかったかなぁ?

エコが騒がれる昨今、もちろんハイブリッドや燃料電池の低燃費車両が出品されてはいましたが、それほど「エコエコ」という感じも受けませんでしたね。それよりクルマそのものの原点である楽しさや所有したくなるデザインなどが少しではあるものの見受けられたように思います。移動するだけがクルマの役割でない部分をもっとメーカーには個人的に希望しまするが・・・。と、まぁ、ワタシはモータージャーナリストではないので個々のクルマに関しての「あーだ、こーだ」はやめておきましょう。ただ、単に道具としてだけの利便性や低燃費などの経済効率ばかりに目を向けたモノヅクリはやはりココロくすぐる何かを置いてけぼりにしてしまいそうで、コストを下げるにしても素材感やデザインの工夫でいくらでも魅力的な製品の開発は可能だとワタシ的には思います。原寸スケールのクレイモデルで皮を剥くような非効率を避けてコンピューターの中ですべてを解決するような方法は、何千・何万アールという手作業による図面から織りなす人間臭いラインをツクルコトはやはり不可能な訳で・・・。ガンバッテほしいトコロですね。

と、思うトコロは多々ありますが・・・ワタシはクルマの一番好きな表情は「お尻」だと。それから最近は素材や工作の進歩の恩恵を受けているライトもなかなかに楽しい。で、ライトに注目して写真アップしてみました。丸と四角しか無かったライトの今の姿をどうぞっ!
2012.01.21 Saturday

Violin Brooch 4


湿度の異常に低い乾燥した寒い日が続いていましたが、昨日今日と久しぶりにまとまった雨が降り、湿度が上がって寒さが少しマシですね。元々肌が弱いのにつけて乾燥すると体中カサカサになって、そのうえ歳を重ねるにつれ脂分が減ってくるのを実感します、残念ですが・・・ケガしても擦り傷切り傷は長いこと治らないしね。で、今、一番ヒドイのが「睡眠」。寝られないのでも無く寝足りないのでも無く、常に眠たい状態が続いています。午前の仕事後、昼食をとってちょっと横になったら平気で2時間ほど寝てしまい、夜は夜でキッチリ12時頃眠たくなって爆睡、朝もいささか寝起きが悪い・・・う〜ん、何でしょう?成長期!?

その答えはちょっと解っています。それはあまりにも体を動かさないコト。一週間のうち外出するのは1回か2回、それも歩かず車での移動。そう、体が疲れて無く、ワタシの小さい脳ミソをそれなりに酷使しているせい(?)です、きっと。適度な運動が無いまま脳ばかり刺激しているから自律神経が正常に機能していない、ゆえに寝ているつもりが脳は常に活性化されたままで休めていない・・・コレはマズいです、まためまいなんぞ起こしますぞ。

さてさて、「ヴァイオリン・・・」の本体と言いますか、ケースがほぼ完成です。指板の付いたネックと下部の「テールピース」と呼ばれる弦をひっかけるパーツ、その間のブリッジを唐草の胴上板にロー付しました。ぐっとヴァイオリンらしく見えるようになってきました。弦は最終的に0.2mmの金丸線を0.7mmのペグ軸に開けた同寸法の穴に通して実際に巻き上げていきます。で、困ったのはテールピースとペグ軸に開ける穴の径のドリル刃が無い!?道具屋さんで通常買うコトが出来る最細のドリル刃は0.5mm。プラモデルなどの加工で使う0.3mmというモノもあるようですが、リューターのチャックに合わないのでチャックにはめるミニバイスを使わなくてはなりません。が、リューターの可動軸から遠ざかる為に極細の先は芯ブレを起こして使いモノにならない。

と、なるともう自作です。折れた0.5mmドリル刃の先を短くして、さらに芯径を0.2mmまで砥石を使って細くします。そのうえで先に刃を同じく砥石で磨り出して成形してはルーペで角度を見て調整。無いモノは作らなければなりません・・・大変ですが。

で、今後ですが・・・本来はコレにメレダイヤを散らしてブローチピンを付けて完成の予定でした、本次作品もあることだし。しかし、製作中にあらぬコトを考えついてしまったのがコレで終了しないコトになってしまい・・・。ボディ左下部が開いています。ココに「蝶」を入れるコトにしました、で、また動かしたい!!!ということで、羽を閉じた状態でヴァイオリン胴部に納まっていた蝶(たぶんアゲハチョウ)がむくっと胴部から出てきて、羽をはばたかせながら右へ左へ向きを変える・・・ってなコトを考え始めたが最後。いつも通り出来るかどうか解らないままギミックの青焼きを考えてしまい、やらずにいられなく・・・。

ココからギミック製作に突入!またツボにはまっていきまする(汗!!!)。ギアなどのパーツ類は今回はイエローゴールドでツクっていきます。薄くても細くてもシルバーやホワイトゴールドより強度があるのとホワイトのボデイの中で見栄えがするように、ともはや妄想だけは先行しております、どうなることやら・・・。
2012.01.16 Monday

Violin Brooch 3


1月も半分が過ぎましたね。お正月気分もすっかり抜けてそろそろお疲れモードになりがちな時期。ワタシの周りも風邪ひきさんが多くて、咳をしている人が多いようです。というワタシは昨夜から何となく節々が痛い感じがしつつ、ちょっと長電話で遅めの就寝に付くや否や「悪寒」がしだして体がガタガタと震えだし、今朝起きると汗びっしょり。恐らく熱が出ていたのでしょう。今日は腰や肘の痛みが残って万全の状態ではないものの、とりあえず普段通りにお仕事でございました。皆様もうがい手洗い、食事をきっちりとって暖かくして体調管理で風邪などひきませんようにご注意あれ。

昨年は長く使ってきた家電の類いが次々に不調で、随分と一新いたしましたゆえ、フトコロがいささか寒うございますので欲しいモノは辛抱です。が、固定電話の子機が壊れて数年、仕事部屋に電話が無く不便でしたもので引き続きファックス付の電話を新調いたしまして。またもや台数限定のモノを狙いに早朝から並んでゲット!で、子機は仕事部屋に置いて、電話が鳴っても椅子から立ち上がらず出られるようになりました。当たり前ですが便利!親機本体もまぁ小さいコト、十数年前のモノとはエライ違いです。しかしながらこのファックスというモノはどれもこれもデザインが悪い、悪すぎる、質感もチープだし・・・。と、文句を言いつつ選択肢が無いので致し方なく。

さて、「ヴァイオリン・・・」ですがネック部の削り出しから細かい部分の造形の削り出しと仕上げが完了。弦を巻くペグも4つツクって仮着した状態が↑です。前回記事でお伝えした通り「指板」部分は別パーツで細工しましたのでこの後ロー付いたしましてネック部の完成です。弦は当初ロー付の予定でしたが、縮尺の都合上ロー付するには細すぎて、仮にロー付出来たとしてもピンと張った状態にならないだろうと推測、なので実際に巻きつけるコトに致します。とりあえずはテスト済み、細工でカバーできそうです。

と、胴部分も表裏は完成、厚み分の「マチ」をこれからツクっていきますが、この辺から本来やらなくても良さそうな、予定の無かったコトをやるために組み立て時を考慮しつつ合わせていかなくてはなりません。そのマチ部分が出来てヴァイオリン本体の完成後、その予定を発表しますね。

今週末から隔年開催のモーターショーが始まります。言わずと知れた「カーキチ」のワタシ、前回以外のモーターショーにすべて足を運んでおります。買えるはずもないクルマを見ていつか乗ってやると夢だけは抱きつつ・・・。エコばかりが目立つ昨今のクルマ事情、みんな同じに見えるのは残念至極。もっと単純に乗る・運転する楽しさを本気で具現化したモノをメーカーは世に送り出さなければ、ただただトランスポーターという道具に過ぎない味気ないモノに終始してしまいそうで・・・これまたツマラナイ、かと思うんですが。
2012.01.12 Thursday

Violin Brooch 2


氷点下29.1度。もちろん大阪じゃぁないですよ、北海道・陸別町の今日の最低気温。家庭用冷蔵庫の冷凍室なんか目じゃ無い寒さ、というかきっと痛いんでしょうね、何処も彼処も。町育ちのワタシには雪国での暮らしは未経験ですから想像がつきませんが涙から鼻水から出たそばから凍ってしまうんでしょうね・・・鼻ツララ(笑)。笑っちゃいけませんが、あまりにもしばれると生木も凍ってしまうそうです。そのうえ生木の水分が凍って体積が膨張して「凍裂」という木が裂ける現象が起こるそうです。その際雪の積もる夜中の静寂を「バシーンっ」と裂ける音が響くんだそうで、コレは大変神秘的な感じ、聞いてみたいですね。

で、大阪も毎朝寒いです、氷点下近辺。お布団から出るのがどんどんツラクなる季節、とうとう昨日、仕事部屋のエアコンを入れてしまいました。だって寒いんですもの、ショウガナイ。でもエアコン入れると途端に空気が乾燥して、肌の弱いワタシはあちこち痒い訳です。寝ている間にかきむしっているらしく、朝起きるとソコラ中血だらけで・・・。

まぁそんな話はさておき、「ヴァイオリン・ブローチ」が本業の仕事が暇なんで順調に(?)進んでおります。↑はネック部分。ホワイトゴールドの角地金からせっせと磨り出しておりまする。何故かと言いますとパーツごとに削り出すと小さいので保持していられないのと、その後のロー付で地金のなましが入ってしまい、細いネック部分の強度が得られないためです。

それでも指板部分は別パーツでツクラねばならなかったので、致し方なくロー付いたしますが厚みが出るのでまぁ大丈夫かな。弦を張る為のネジ「ペグ」を入れる穴を側面から裏面まで真っ直ぐ貫通するように極細のドリル刃でもんでいきます。一ヵ所下穴状態でずれてますがまだ深くはないので仕上げの面出し工程で消えるので無問題。ネック頭部のグルグル形状部分「スクロール」は削り出しが楽しいですが、この後円中心側のみ削り落として立体感を出していくのがムズカシイかも・・・。

と、書きましたがもうちょっと進んでます、実は。いやらしくも小出しに記事アップしま〜す(笑)。さて、本題はこの後です。どぉしようかなぁ・・・悩み中。
2012.01.10 Tuesday

テヅクリ感タップリナ・・・


庭の紅葉が四方に散り散り、掃いても掃いても無駄でございます。おまけに紅葉ってヤツはホウキの先にくっ付きまくって取れないし、ちりとりに詰めると出てこない・・・むむむっ、ヤッカイデス。

今日は仕事の消耗品を求めがてら挨拶回りに大阪市内のあちらこちらへ、しかし、全く大阪の宝飾街は閑古鳥で・・・イケマセン。なんとかワタシの弟子入りの頃のように元気を取り戻してほしいものです、ってワタシらがガンバラなきゃいけないんですが。で、最後に先輩ウチボリさんのところへ、挨拶とモノの引き取りに、と、それは年末、京都の「米澤工房」さんでツクった「手びねりマグカップ」。

第一印象・・・むむむ、このセンスの無さときたら・・・残念。ツクルコトしかとりえのないワタシがコレではちょっとツライ、のが本音。まぁ、でも自分でツクったモノだから取っ手のサイズ感や飲み口の触りなんかは案外シックリきてたりするのかも。ということで一発目なのでマキネッタで淹れたミルクたっぷりのカプチーノを頂いておりまする。次回はろくろでもっと繊細なモノに挑戦したいと思うワタシなのでした。

重いし不格好だけど手に馴染む・・・不細工は愛着が湧くのかな。
2012.01.06 Friday

Violin Brooch 1


こよみの都合、正月休みが短かった2012年年始、もう皆さんお仕事でしょうか?本来ならば予定では4日から暖機運転のところ、予定が入れ替わって昨日5日からスタートしました。自宅での仕事が丸一年を過ぎ、週末も仕事してたりで正直何時休みか、反対に平日に仕事以外の予定入れたりで好きなようにシフト組んで、管理できればコレはコレで好都合もあるかな。夜も遅くまで机に向かいたいこともしばしばですが、集合住宅ゆえ節度ある時間で終了。まぁこれも毎日のリズムや仕事への集中力も付加しているのかも。とにもかくにも今年の仕事も始まりました。

んで、今日は二十四節季「小寒」。寒の入りでこのところ大阪も雪がちらついたり、最低気温も氷点下で西側にある仕事部屋は変わらず極寒です。ストーブやエアコンは電気代が怖いので風邪をひかない程度にスイッチオフ、代わりに着膨れております・・・。

さて、年末に「フクシア」も完成して年もあらためて作品製作もいちから始まりました。今回の作品・・・と、厳密には作品とは少し意味をずらしております。作品には違いないのですが、ワタシが初めて取り組むコト、それは「自分のためのジュエリー」だからです。17年目を迎える彫金生活でも今の今まで「自分のため」には一度も作ったコトがありませんでした。もっともその理由としては普段リングはおろか装身具の類は着ける習慣が無いというか、ヤスリを握る手に何かついてるのも仕事しにくいし、そもそもあまり好きではないんですねぇ・・・ツクルのは専門なんですが(笑)。

しかし、作り手である以上、自分の作品を自ら着けてアピールしないのも何だかおかしなものだし、それなりに歳も重ねましたので何かしら着けてもおかしくないかなぁ、と。で、寒いこの季節マフラーなんぞは巻いて出かけますので、マフラーを留めるブローチをツクろうと思い立ち。一応作品のひとつです。ということで「ヴァイオリン・ブローチ」です。何故ヴァイオリンなんでしょう?ワタシ、ヴァイオリンは弾けません、鍵盤は少し弾いてましたが。特別な思い入れがある訳でもないのですが、楽器としてそのカタチは美しいですし形状も寸法も決まっていて、成熟しきって「完成」されているトコロが何だか気に入って・・・。

モチーフとして楽器は「ハープ」もツクりましたし、今後も金管楽器の類もツクってみたいのでとりあえず「ヴァイオリン」です。が、あるがままをコピーしてはツクりません、それではワンオフのただのモデルになっちゃいますから。っていうか単なるへそ曲がり・・・。しかも、ツクりながらまたもやあらぬ構想を巡らし、「フクシア」の二の舞、同じ轍を踏みそうな予感タップリ!前の記事で書きましたが実はコレは並行製作の方で、本次作品は別にあるんです、欲張ってますが。

と、まぁ、やる気だけは満々ですが、いつも通りのワタシの泣き言や誤算はツキモノですからその辺り、ご容赦くださいませ(笑)。どの方向に向かって作品が進んでいくかは本人も解っておりませんが、その都度ご報告いたしますし、本次作品もかかり次第記事アップいたしまする。↑ヴァイオリン胴部裏板の地金取り前の「なまし作業」。ホワイトゴールドは結構赤くなるまで熱を掛けます。

しつこいようですが今年はかなり欲張って進めていきます、ツクりたいモノが山ほどありますしね。でも、勇み足は禁物です、と、自分に言い聞かせておきませう。
2012.01.02 Monday

Beginning 2012


2012年がはじまりました。皆様、あけましておめでとうございます!元日、2日と雲も多めながらにおひさまを拝むコトのできた大阪です。ツライコトの多かった昨年を払拭できる平穏な一年になることをココロから望みます。

ワタシ個人の2012年は計画中のイロイロなコトを実行に移していこうと思っています。ワタシのことですからどこまで確実にこなしていけるかワカリマセンが、何時になく気持ちが前向きな「本厄」41歳の春を向かえる本年を充実させたいと。

本年一発目の仕事は恐らく4日から新たな作品製作にかかるでしょう(他人事みたいな予定は未定な・・・)。教室は週末金曜より始まりますので暖機運転も兼ねてね。追々お知らせしてまいりますので、本年もこの拙いブログにお付き合い頂けましたら「コレ幸イ」でございます。何はともあれ本年もよろしくお願いいたします。

で、まったり・のんびり・だらだらと食っちゃ寝ぇのお正月・・・。
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