2013.03.31 Sunday

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2012.08.24 Friday

Seahorse 8 機構編


プルプルプル・・・もしもし?・・・ガチャン・・・プープープー。間違い電話です。ワタシも最近、健忘症がひどくてモノの名前は出てこなくて「あ〜、あれやん、あれっ、なんやった?!」とか、何かの用事に机を離れて三歩目で「うん?なんやったっけ?」みたいな。人間ですからミステイクはツキモノです、が、間違えたのならすぐに非を認めて「スミマセン」とか「失礼しました」・「ごめんなさい」というのが互いに気持ちの良い解決、ましてやオトナなら言うまでもない。いや、何か今の諸問題について言っているのではありませんが・・・。

さて、朝晩はほーんのり涼しい?なんて書きましたが、いやいや、やっぱり、暑い・・・。と8月も来週で終わり、時間は容赦なく過ぎ去っていくのであります。でも、なかなか進まない「タツノオトシゴ」、大きなギミック部分がそろそろ終盤にかかりはじめました。左側が今までの機構部、いわゆる「失敗」のモノ、右側が新たにツクリ直しているオニュー。大胆に改良してますが、エスケープメントの部分が大幅変更+減速機構新設。あとは当初の予定と変わらずですが、失敗作がここまで進んでいなかったのでお初の部分です。

リニューアルに伴い構造強化の為、各押さえのパーツの幅広化と歯車の軸を丸線からビスに変更しました。これで各々のガタツキが非常に抑えられてスムースに可動しております。こうなってくるとやはり「0.8mm」のネジ切りが欲しいわけですが。

裏側、ってどちらが表でもないんですが反対側。上から「エスケープメントギア」「コハゼ」「コハゼバネ」「角穴車」「尻尾巻上のクランクテーブル」。いやぁ、まだまだ細工がたくさん残っておりまするなぁ・・・。しかも完全可動させるまでの調整もありますから、なかなか手ごわい、すんなりとはいきませんコト、おりこみ済みですが。

とりあえず、当面の予定としては来月中には機構部の完成を見て、10月中にケースとなるタツノオトシゴボディを完成させて全終了、しないと「Bodaiju Expo」に間に合わないのであります・・・厳しいですな(笑)。
2012.08.07 Tuesday

Seahorse 7 動力編 〜巻上部〜


フジカキ・ナデシコ・アーチェリー、サムライ・ウチムラ・ボクシング、ホケツ・フルーレ・レスリング、キムラ・イシカワ・キンメダル〜♪ 毎晩オリンピック漬けで少々生活リズムが狂ってきておりますが「ニッポン」凄いですよねぇ。メジャーな競技もマイナーな競技も世界を相手にニッポンのレベルの高さを十二分に見せつけている、そんな感じのロンドン。経済的にも政治的にもその他諸々、国内はガタガタのギシギシが続いているからこそスポーツや音楽・芸術で盛り上げて皆の気持ちを上げていきたいですね。相も変わらず酷暑続きですが本日は「立秋」だそうで。暑さ寒さも彼岸まで、と早くも来週は盆でございます。8月も知らずのうちに過ぎていくんでしょう。

ワタシも「ツクリナオシ」に勤しんでおり、動力部はスッカリ見る影も無く思い切りよく総入替え。いやぁ、清々しいもんですよ、あんだけ時間かけて失敗すりゃリプロダクトは早い早い、歯車の数も増えましたが構造はシンプルに、ほぼパーツは揃いました。

で、コレらを配置していきますがココがまたムズカシイトコロ。各歯車は動力を伝えるだけのモノもあればギミックを作動させる為にさらに他パーツが乗っかってくるモノもありまして。狭い場所に押し込んでいくので各々が干渉しないように配置しないといけないんですが・・・毎度設計図なんてございませんからワタシの頭の中で出来るだけ想像して組んでいく、ソコに毎度毎度落とし穴がある訳ですよ。矛盾するのですが図面描いたところでアイデアも途中で変わるし精度も図面通りにはいかない、だからひとつずつその場その場で解決する方法が一番早かったりもする、のが実情。

ほんで、写真はゼンマイを巻き上げる為のパーツです。右の細い丸線に巻き上げる「リューズ」が付きまして、その回転を90度変換して間の歯車を介してゼンマイの納まる「香箱」の軸「香箱真」に固定された「角穴車」を回して巻き上げる機構。ココまで時計のソレと同じ。で、ココでまたまた問題は歯車の回る方向。時計回りなのか反時計回りなのか。今回は動力が強力なゼンマイゆえ、その力で各部が磨滅したり引っかからないよう歯車押さえを変えてあります。歯車と軸は固定されてなくフリーになっていたり、そもそも軸が無くてネジで直接固定したりと強化対策しています。何が困るか?ネジを切る為の道具が一般的なモノしかないコト=反時計回りの歯車の場合ネジが外れるってコト。逆ネジを切る道具もあるのですが持ち合わせていないんです(買いなさいって話・・・)。

な、もので、色々工夫が必要ってなコトになるから知恵熱が出るんですけどね・・・(笑)。ちなみにネジは1mm径のタップ・バイスしか無いのもツラい、せめて0.8mmが欲しいっ、細くなれば強度的にもツラくはなるんですが。まっ、とりあえず上手いコトいってるトコロまでご報告。その他詳細も今後アップしていきまする。で、次回は原型シリーズです。「ニッポン」ガンバッテるからワタシもガンバロ!!!




2012.08.01 Wednesday

Seahorse 6 動力編 〜エスケープメント・全体〜

 
ドドドドドンッ、ドドンッ。今日は一日台風の横風が殴っているので雷かと思いきや花火大会のようです。8月のドアタマに花火大会ってあったかな?と、8月、葉月です。空は青々、緑は濃く、勢いの良い入道雲は真っ白で猛烈に暑いですが美しく力強いトリコロール、夏、真盛り。でも、やっぱりツラいかな、この暑さ・・・まっ、楽しまねば損っ、かしら。

予告通り、タツノオトシゴ、でございますが・・・はじめに申しておきまする・・・コレ・・・失敗・・・で・す・・・。時計職人さんは言わずもがな機械の設計者の方がコレを見たら何が原因か察しが付くってなもんですね。笑ってやってください・・・このズブの素人考えを。ワタシ、ココまで何週間もかけてツクってみてワカリマシタ。ゼンマイの納まる香箱からの動力が並列に伝わっているだけで減速できてないっ!ということ。コレだと一生懸命アンクルとガンギ車を調整しても早過ぎて、ゼンマイのほどけるのもあっという間だしアンクルの受ける力が強すぎて止めれば次に移行するにも力がいるし、滑ってしまえばアレレレレっ、って進んでしまって意味が無い。

図無しで説明するのはちょっとムズカシイのですが、車や自転車を思い浮かべてください。上り坂を変速機付の自転車で登る時、ギアを「軽く」しますよね、簡単に言うとアレです、スピードは出ないけど楽チン。小さな歯車で大きな歯車を回すことで速度は落ちるけどトルクは増す、コレを「減速」と言います、が、コレがこの場合足りない、ってか無い!この「減速」を幾つか組み合わせることによって大きく減速できるんです、それが必要だってことがあんまりにもマクロな視点で作業を続けていたせいで飛んでしまいました。

テンプに関してもこの場合は不必要、というより現在のワタシの力量とサイズからくる手作りでの精度の限界でその役割を果たせない。もっとシンプルに考え直さねばなりません、と言うが早いかもうツクリ直しております。何週間もいじくって結局コレかって感じですが、完成させるためには引き際も清くいかねば前に進みません。

グズグズ言っておりますがもはや言い訳。1か月ぶりのタツノオトシゴ記事を楽しみにしていた方々、スミマセン。しかし、失敗もご報告です。失敗は上達します、必ず。一体いくつ歯車をツクったかしれませんが確実に精度は上がってますし作業も早くなっています。ので、めげずに仕切り直しでございます(とか書きながらかなりヘコンデマス、実際のトコロ)。

しかし、仕事ホッタラカシで作品ばかりやってるとエライ目にあいそうですから、ちゃんとお仕事もしつつ引き続きガンバル所存でございます。

2012.07.25 Wednesday

SV原型 vol.5 何でしょう?

DSC02061rs.jpg
とりあえず暑いですね、言わずもがなですが。日中、仕事中は朝から晩までエアコンのお世話になりっぱなしですので、夜、就寝中は一切エアコンを入れておりません。体にも良くないし電気代もココロに良くないし・・・少々寝苦しいですが、夜に汗かいております(汗)。

ところで、ワタシ達の使う糸鋸は当たり前ですが地金やワックスを切る道具です。でも今日は違うモノを切ってしまいました。それは、左手の中指の爪の間・・・です。ヤッちゃいまいましたぁ、あはは、てか、イテテっ。思いっきり挽いてしまいまして出る出る、血がぁ。慌てて洗面所で洗って、ドクドク指先はイタイは真っ赤な血は滴ってるは・・・でも可笑しなコトに「今日のブログネタになるなぁ」なんて考えてるワタシは暑さでおかしくなってるか?!

そんでもって、ちょいと忙しい日が続いております、あれこれと。記事にするほど進捗しません、スンマセン。で、いつも完成ばかりのSV原型シリーズ。こんな具合に地金の塊から前出の糸鋸やヤスリやリューターでこつこつやっつけて、途中こんな感じ。さて、コレは何になるのでしょう?お考えくださいませ。
2012.06.28 Thursday

Seahorse 5 動力編 〜エスケープメント〜


昨年もそうだった、ように思うのですが、今年は風の吹く日が多い気がします。やはり偏西風がずれているのでしょうか?日中はそれなりに暑いものの晩は涼しく。雨もドカ雨が多く全体としては空梅雨ぎみ?来週から7月、夏本番を前に13年目のボロ愛車のエアコンの効きが悪い・・・。同じく13年お付き合いさせて頂いている主治医のメカニックさんに診て(見て)もらうと冷媒ガスが抜けているとのコト。チャージしてもらいまして良く冷えております。まぁ、しかしこれだけノーチャージってのもある意味スゴイのかも。

さて、少し間が空きましたが「タツノオトシゴ」です。パーツが増えて参りましたので1円玉から10円玉にチェンジです。おおよそコレらが脱進システム(エスケープメント)のパーツですが説明は丁寧にしようと思うと非常に煩雑になるので(ちょっとメンドクサイ・・・のが本音?)簡単に。まずはパーツの名前を左上から時計回りに「テンプ」「エスケープメントケース」「香箱からの接続歯車」「ガンギ車」「ケースビス」「アンクル」です。

そもそも「脱進機」とは溜められた動力源(この場合は機械式時計と同じく「ゼンマイ」)を一気に解放しないように、逆に言えばゆっくり長く保つ為の機構です。脱進機そのものにもオルゴールのようなものだと「エアガバナ」という空気の粘性というか摩擦を大きな羽で受けるものなどもあり、時計でも形状・機構は様々です。今回は機械式腕時計の一般的なソレ。

動力の発生する側から順を追っていくと・・・

「接続歯車」に伝わった力が「ガンギ車」と同体の歯車にいきます。

「ガンギ車」の回転を「アンクル」の爪の片方が常に押さえてストップさせています。

「アンクル」は軸を中心にシーソーのように左右に鋭角に作動し「ガンギ車」をひとつずつ送っていきます。

「アンクル」の左右の動きを制御するのが「テンプ」で、テンプが回転することによってテンプ軸よりオフセットされたピンがアンクルの二股の部分を蹴ります。

「テンプ」には本来極細のひげゼンマイが付いていて、テンプ自体の回転でひげゼンマイが巻かれたり解けたりすることによって時計回り反時計回りに交互に行き来します。(今回は仕込み不可能なので一本のバネを近接させてその代用を図ります。


と、以上が一連の動きとなりますが、ゼンマイの解けていく力がかかり続けることによってテンプの回転を助けつつ力を少しずつ解放する相互の作用で成り立っています。この連続が時計の「チック・タック」になるのです。

うーん、ワタシの説明、伝わりましたでしょうか?ワタシもバラして研究してツクって何となくワカッタ感じ・・・(汗)。こんなモノをもう数百年前に完成させているのですから考えたヒトはホントどんな脳ミソなのか拝んでみたいモノですが、とにかくコレは今後ワタシの作品の「少しずつかつ時間をかけて変化させる」といった意味でゼンマイを動力源とする動きに不可欠になるギミックですね。

テンプのバネの無い状態では上手く送れているのでバネまで納めてのテストをこの後していきまする。まさに心臓のように連続してくれるコトを願うばかりです。つづく・・・。
2012.06.06 Wednesday

Seahorse 4 動力編 〜アンクル〜


水無月・・・も早くも5日目。梅雨入り間近の分厚い雲が空一面を覆っています。その上、台風の横風が強めに吹いており庭の植木がひっくり返る始末、なので引っ込めちゃいました。「ミズナシツキ」とかいて「水無月」は梅雨時期に水が無いのかいっ?って違うんだそうで・・・「無」は「〜の」という助詞で「水の月」という意味だとか。田んぼに水を引き入れる頃だというところからこの名前が来ているようですよ。ちなみに「神無月」は日本全国の神様が出雲の国に集まってお留守になるから、って聞いたコトがありますが・・・。

6月4日は「虫歯の日」。3か月に一度歯石取りに通っていた良い習慣も最近はご無沙汰。とりあえず虫歯は無さそうですが、ちゃんとケアしておかないと歯(関西アクセントでは「はぁ」と「ぁ」に向かって下がります」)だけは無くなると口のいやしいワタシはツラいのでね。幼稚園の頃は虫歯大臣で、歯医者に行けば泣いてわめき散らし、治療椅子の上で暴れたおすもんだから両手両足に4人の助手さんが押え込んで、もう1人がワタシの首根っこを固定して計5人にお世話になりつつ治療を受けたのだとか・・・もっとも覚えちゃいませんが(笑)。今同じコトしたらある意味確信犯!?。

と、と、とっ、話が大脱線ですね。「タツノ・・・」は先週末で一旦ストップ、週明けからドッサリお仕事がありまして今週来週も詰まっちゃうかも、です、うーん、どぉしよう・・・?といっても仕事はしないとイケマセンが、とりあえず現状を小出しに記事書きまする。

前回、香箱真の四角面取りの理由も、ってトコロで「つづく」になってて、この答えもちょっと先送り、今回は「アンクル」です。写真がシロトビしてますが1円玉の左にあるサスマタのようなパーツがアンクルです。完全に機械式時計のソレをそのまま倣ってツクっていますが、コレは早くも2個目のツクリ直しパーツ。一体コレは何なのか?と言いますと、ゼンマイが一気にほどけないようにするギミックの1パーツ。前後の他パーツと連動してゼンマイを制御するのですが、詳細はそのパーツと一緒に説明(実はコレが一番説明するのがムズカシイのですが)します。

簡単に申しますれば、ゼンマイ仕掛けのおもちゃをネジネジして手を放すと「ジーっ」って音がするのを皆さん知っていらっしゃるかと思うんですけど、あの正体がコレなんですね。もちろん形状は若干違いますが、写真下の「ハの字」になっている部分がゼンマイから解放されたチカラで回る歯車をその片方で止めては送り・止めては送りを繰り返して・・・その繰り返ししている時に歯車に当たっている音が「ジーっ」っな正体。時計のソレより高速な動きの為にそういう音がしてます。コレがもっと遅いと「チック・タック」となる訳です。今回は後者を利用します。これらをまとめて「脱進装置」(時計用語なら「エスケープメント」)と言います。

あっ、もし本職さんがご覧になられていましたら拙く間違いもあるであろう説明にはご容赦くださいませねっ。今の今まで機械式時計にそれほど興味を示さなかったのですが、蓋を開ければそこは宇宙、のめり込んでおりますよ。この仕掛けが無かったらかのコロンブスも大航海には出られなかったのですからね。

そろそろ蛍の季節、週末は早めの蛍狩りの予定、さて乱舞は見せてもらえますでしょうか?

2012.05.31 Thursday

Seahorse 3 動力編 〜香箱真〜


あ〜、今年も前半最後の月、明日から6月。異常に早いですぞ、月日の経つのが・・・毎年言ってますが(汗)。平年の平均からは来週末は梅雨入りになるそうで、むしむし・じめじめの季節がやってまいりまするよ。んで、日も伸びましたね、午後7時でもまだ薄ぼんやりと明るい。机に向かっていても時間を間違えてしまいそうです。そんなもので近所の小学生たちはそんな時間まで外で元気に遊んで、ボールを蹴ったり畑で何やら見つけたり、と、声が聞こえてきます。

「○○ちゃん〜、また明日ねつ!」、「うん、また明日、バイバーイ」って、なんだか微笑ましいというか懐かしい響きというか。また明日会えることを楽しみにしてそれぞれの家に帰る彼等、なんてことない日常のひとコマだろうけれど、久しく聞かなかったせいかとっても胸の空く、そんな感じを覚えた本日の夕刻でした。

"Seahorse"はこれまでと同じくどんどんハイペースには進みませんが少しずつ前進中。で、今回の動力源「ゼンマイ」を巻き上げる「香箱真」です。機械式時計を分解してソレに倣って製作しておりますが、機械式時計のゼンマイは極薄い円筒形のケースに納まっていて、そのケースの中心を貫いているのが「香箱真」。「芯」ではなく何故か「真」なんですが、ソレは香箱と一体モノでは無く軸に納まっているだけでくっ付いてはいません。

プルバックカーのゼンマイなどは片方は巻き軸に、もう片方は何処かに固定されていてグルグル巻いて手を放すと一気に解放されますよね。時計はそうだと困ります、ので、この仕組みが必要なんですね。ゼンマイの巻き上げと動力伝達が別なんです。巻き上げたゼンマイはコハゼという部品で逆回転、つまりほどけないようラチェットのように留めていて、ほどける力は香箱そのものを回転させている、だからこんな仕組み・・・って解んないよね、詳しく知りたい方はググってみるか時計を分解してみてください(笑)。

で、直径2.3mm(だったと思う)のゴールドの丸線をリューターに直接固定して材料を回転させてヤスリやキサゲで加工する、そう旋盤のように使うわけです。ワックスでもこの方法は使いますが地金ではあまり大きな対象は無理ですね、リューターのトルクが足りないし、偏心して飛んで行ったりしますので危ないです、皆さんやらないでね。で、この後、一番太い部分にゼンマイの端が引っかかるフックを削り出して、写真の上部の端は1mmのネジを切って、さらにその部分を0.5mmほどの高さだけ真四角に面取り加工します。何故なのかはまた次回にいたしましょう。

この加工は寸法と面出し・水平垂直さえ気を付ければそんなに難しい加工ではありませんし何より機械加工したみたいに仕上がるので気持ち良いのですが、わずかに寸足らずやゼンマイ引っ掛けのフックの向きを逆に削ったりで、まぁ、都合3個ツクって・・・て、いつも通りおっちょこちょいなわけで・・・。
2012.05.27 Sunday

Seahorse 2 尻尾編


山も笑い出す5月も末。午前中にはもう夏日の25度を超えるも湿度が低いおかげでカラリと気持ち良い日曜日。風に揺れる木の葉のこすれる音が良く聞こえる静かな午後でございます。

さて、リフォームなど納めも完了し、作品製作に戻っております。まずはタツノオトシゴの尻尾の部分から。今回はココがくるりと巻き上がっては伸びるギミックがミソ。尻尾の全体を9つのパーツに作り分けて、巻いていく方向だけにそれぞれが可動するように背中のとげ状の部分をデザインとそのストッパーになるようにしました。内側にも可動終端と後にセットする巻き上げ用のチェーン押さえを兼ねて丸線をロー付してあります。

パーツ各々をその中心軸で連結して丁度自転車のチェーンのような構造で、眼鏡のような連結パーツの地金厚みで凸凹にならないよう互い違いに厚みを半分以下に落として全体をフラットになるように細工しまして。チェーンは尻尾の一番端のパーツだけに固定してそのチェーンを引っ張ることによって巻いていくのです、で、伸びる方向はチェーンを緩めて尻尾パーツの自重で下がる予定(なので、結構この連続パーツはブラブラのフリーです)。

それからお知らせしてます動力源のゼンマイは機械式時計のパーツを真似て「香箱」と呼ばれるケースをツクって、その中にゼンマイを入れてあります。左下の丸いパーツは香箱の蓋で、パチッとはまってゼンマイが飛び出るのを防ぎます。で、香箱の中心にゼンマイを巻き上げる芯が入る訳です。が、今回はココまで、次回につづく。

さて、気持ちの良い昼下がり、午睡をば頂きたく・・・むにゃむにゃ・・・。
2012.05.07 Monday

Hippocampus coronatus = Seahorse


連休も終了、このブログも4年目に突入!毎日たくさんの方々がこの駄文にお付き合い頂き感謝でございます!今後も精力的に(いや、それはワカリマセンが)徒然してまいりますので今後もよろしくお願いいたしまする。

ワタシの連休はいつも通り「仕事」でございました。が、この3週ほどは土日も机に向かってたり、常滑行ってたりでゆったりは出来ていなかったので一昨日の快晴土曜日はシッカリお休み、というか、お掃除・衣替え・冬物家電の収納・・・と家の中のコトで手一杯、疲れちゃいました(笑)。まっ、おかげさまで部屋は夏仕様。掛布団も薄手のモノに換えましたらいささか風邪気味・・・なんとも。

さてさて、お待ちかねのアレ、発表です!連休前に完成した「farfadivari」に続いての新作は・・・「Hippocampus coronatus」って何て読むのでしょう?「ひぽかんぱす ころなたす」?コレは学名。「Seahorse」、タツノオトシゴでございまっす!年初めに掛かる予定でしたがいつものコト、違うコトしてましたから今から製作開始です。本年は辰年ですから、というほどの意味はありませんが以前より製作リストのひとつでした。

で、セオリーにならってチャラ図面&ほぼ原寸スケッチ、とちょっとボール紙で試作。ティッシュの箱を丸くくり抜いてステンレスの針金で繋いで、竹輪にした紙張り付けてソコに糸を通しまして・・・そう、尻尾の動きを実験確認。ワタシの脳内のイメージと似通ったのでOK!またまた動かしていきますが、現状希望は尻尾が丸まったり伸びたり、背びれがひらひらしたり眼もちょい動いたりなんかしたらウレシイけれど。

そして、今回の目玉、動力源は・・・禁断の「ゼンマイ」仕掛けでございます。まぁ、上手いコトいくのかどぉかは蓋を開けてみなければワカリマセンです、実際のトコロ(笑)。実は当初の構想の動力とはタツノオトシゴの形状上変わってしまい、しかたなく、というか、まだ先の予定であった「ゼンマイ」。吉と出るか凶と出るか・・・とりあえず尻尾のパーツが揃いました。またイバラの道を歩いていきますよぉ。

2012.04.15 Sunday

Violin Brooch 12


日本人男性の平均寿命は世界第4位の80歳。ワタシがコレに基づいてならったならば、マラソンで言うトコロの折り返し地点を丁度回った昨日、イロイロな方にお祝いして頂きました。10年でも20年でも前に思い描いていた30歳や40歳などとは程遠く、果てしなくその中身とやらは成長しているのか甚だ疑問を抱かずにはいられない。思っていたか思っていなかったかは別として理想の人生とは何を以て「理想」に近づくのか、はたまたソレ以上になれるのか。うむむ・・・時々こういう書き出しになる自分がいるコトに気が付いて。別に何か悲観している訳では無いのでご心配なく。

そう、折り返しを過ぎてあと何年この仕事を続けられてあと幾つの作品をツクルコトが出来るのだろう?当たり前だけど自分の手でツクったモノしか残らない、だとしたらやっぱり自ずと限界数は決まってくる。年に数点ツクって75歳まで目が見えたとして100とちょっと。この限られたなかで最後の着地点は何処に有ってどういうモノになるのか、なっているのか、いや、したいのか。そんな遠くも無いその地点の為にそろそろ道筋を見つけなくてはならないのか、それともなすがまま、なせば成るなさねば成らぬ・・・でいいのか。それでいいのだ、の41歳の春でございまして。

と、厄介なコトが続くと思考も体調も厄介な感じになってくるのでそろそろフィニッシュに。で、ヴァイオリン胴部のポリッシュとダイヤモンドポイントの荒しテクスチャーの後、ロジウムメッキを施して、0.2mmのゴールドの丸線の弦をテールピースに通して、ペグに巻きつけほぼ完成。残すはギミックをマウントして各部微調整にて終了、の予定。が3月末の予定だった・・・およよ。

もうあと一歩を残して明日からは一品手作りに掛かりますのでひと寝かせさせます。次作品は決定済みだったのですがツクリたいモノがふたつ出てきてどれにしようかな状態?!まっ、目の前のコトをひとつずつ片付けて、それから考えませう。
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